
大会当日、天気は良い模様、7:00スタート前に記念撮影。
皆、未知の距離を前にして不安と期待の入り混じった表情です。
大丈夫! マラニックなんだから。 気楽に楽しみましょう!
まず1stステージでは、総合センターから東へ“いもり池”を目指します。
スタート時にはガスのかかっていた妙高山もすっかり晴れ渡った頃、黄金の稲穂眩しい山麓の小路を進みます。
林を抜けると、現れたのが“いもり池”、静かな日には“逆さ妙高”が見れるかも…




次なる2ndステージの目的地は西へ向った“苗名の滝”。
関川沿いのダートを上り、砂防ダムを越え、眼前に現れし大滝。
滝の上部は既に紅葉が始まっています。
3rdステージはスタート地点には戻らず、そのまま関川沿いを下り、甲斐の国と越後とを分けた関所「関川の関所」跡が目的地。
ここでゼッケンに、チェックポイントのスタンプ(手形)を押してもらいます。
ここから、スタート地点まで、緩々上っていよいよ最終ステージへと向かいます。


3rdステージ終了まで約19.8km(
ジョギングシミュレーターより)、約3時間20分
4thステージは笹ヶ峰高原牧場までの上り坂で始まります。約11kmで標高差600mを登り上げます。
約2時間30分掛けてゆっくりゆっくり登ります。どこのエイドステーションも地元の方の暖かい応援で出迎えてくれるのですが、この区間のエイドの有難いこと!
そして、牧場ではおにぎりとトン汁までいただきました。


昼食休憩の後、
笹ヶ峰クロスカントリーコースを回ります。
放牧地の周りのウッドチップが敷かれたコース。ところによっては牧草が生え、草地となっていますが、それがまた気持ちいい! 本能の赴くままに走り抜け、酪農家の親元で生まれ育った筆者はすっかり童心にかえってしまいました。


クロスカントリーコースを一旦外れて、笹ヶ峰ダムへ。
本コースはここから夢見平を1周するのですが、時間の関係でここで引き返し、またクロカンコースに戻ります。
木漏れ日の中を走ったり、雄大な妙高の自然を満喫しながらマラニックを堪能!


さぁ残すは、ゴールまでの下り坂。でも急な長〜い下りです。
脚、特に腿にこないように、ゆっくり大事に下ります。
ほんと、長い! 下り始めて5km位で脚にき始めます。
あまりブレ−キを掛け過ぎないように、でも勢いに乗り過ぎないように、上手くコントロールしながら下り切り、総距離約48km(ジョギングシミュレーターより)を約8時間〜9時間で走り切りました。
残念ながら夢見平には行けませんでしたが、ほぼ全行程走り切ったクラブの面々です。

プログラムの最後は後夜祭。
ひとりひとり感想を述べます。
クラブのFさん、マラニックを通じて得たサプライズな体験を激白、会場の涙を誘いました。
筆者は初めての参加でした。
マラニックについての理解が深まりました。
地元のサポートスタッフの皆さん、応援の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
また、主催者の皆さん、そして一緒に走った仲間達、さらには妙高の偉大な自然にも感謝、感謝です!
ホントに楽しい2日間をありがとうございました。
今回参加してみて、その土地の風土にあったマラニックは出来るように思いました。
こんな雄大な自然はないけれど、伊勢崎には伊勢崎なりのマラニック大会が開催できる気がします。皆で知恵を出し合って是非実現したいものですね!

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