2009東北ツーリングレポート4日め(薬研温泉〜大間崎〜竜飛崎〜矢立温泉)
平成21年9月22日(火)
午前6時半キャンピングカーを後にして本州最北端の大間崎へ向かった。
むつはまなすラインを1時間少々走ると目指す大間崎へ着いた。
すぐさま本州最北端の碑の前で写真を撮る。
<本州最北端の碑>
20年前にはなかった「まぐろ一本釣りのオブジェ」が最果て感を薄めていた。
<まぐろ一本釣りのオブジェ>
感傷に耽る間もなく海峡ラインを南下する。
下北半島から津軽半島に渡るむつ湾フェリーに乗船するためだ。
海峡ラインは結構なぐねぐね道だった。
工事中の箇所も多く一部ダートもあった。
それでも願掛岩と仏ヶ浦を観光した。
<仏ヶ浦展望台より奇岩を望む>
途中の駐車場で「むつ湾フェリーは予約で一杯」との情報を得る。
焦って脇野沢港へ向かった。
乗船券売り場には確かに予約で満席との張り紙があった。
必死な形相でバイクは駄目かと交渉する。
何とか乗れることとなりほっとした。
<むつ湾フェリー>
10:50分発むつ湾フェリーは11:50津軽半島の蟹田港へ着いた。
フェリーからはき出された車の群れと共に竜飛崎を目指す。
行き先は皆同じだ。
午後1時過ぎ竜飛崎に到着した。
<竜飛崎>
ヘルメットをとると同時に「津軽海峡冬景色」が耳に飛び込んで来る。
ここも興醒めだ。
灯台へと向かう遊歩道を上がっていると右手に階段国道があることに気がついた。
即座に階段国道339号入り口に向かい愛車F650GSと共に写真を撮った。
<階段国道339号>
急に名残惜しくなり階段国道を降りてみる。
しかし時間が押していることからすぐ引き返す。
駐車場で出会った福岡ナンバーの原付スクーターと言葉を交わし、竜飛崎をあとにした。
竜飛崎から南に向かう龍泊ラインは豪快なワインディングだった。
気持ちよく駆け抜ける。
<龍泊ライン@眺瞰台>
十三湖の岩亮で遅い昼食。しじみラーメンを食す。
その後は車力漁港方面へ右折し、屏風山広域農道へ。
ツーリングマップル通り直線路を快走する。
時間がなくなったので日本海沿い南下を断念し、鰺ヶ沢から岩木山沿いに進む。
<岩木山>
続いてアップルロードへ。
道沿いのリンゴと黄金色の稲穂のコンストラストが美しい。
夕方6時、本日の宿「アクトバード矢立温泉」に到着。
ここは本州には珍しいライダーハウスで宿泊料300円、温泉入浴料400円の格安宿だ。
外観はボロボロだが中は旅館の体勢をかろうじて維持していた。
<アクトバード矢立温泉内装>
厳しいが味のある宿主のおじいさんから宿帳は読める字で書くように指導される。
ここの風呂は鍾乳洞の中の風呂っぽく大変情緒があった。
風呂だけでも入浴する価値があるかもしれない。
同宿者は当ブログの掲示板に来てくれる小吉さんとバーディーを駆るへなちょこライダーさん。
500円のラーメン味のうどんを食べた後は、アルコールと共にバイク話で楽しい夜が更けていった。
本日の走行距離304km、天気:くもり時々晴れ
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