高宮今日子さまから催促があったので、府中の帰りに寄った福山自動車時計博物館での画像を・・・。
既に今日子さまがアップされているのでDB100は被るのだが、博物館学芸員の宮本さまが撮影しやすいようにわざわざ駐車位置を調整してセッティングして頂いていたので敬意を込めて。
昭和42年式トヨタDB100/呉羽車体 現存するボンネットでは非常に珍しい呉羽ボディなのである。今博物館にいるU690が渡辺車体、BA14が東浦ボディ、鞆鉄のBX341が新日国、レストア待ちに北村2台・・・今、福山はレアな車体がいっぱい・・・
呉羽車体のリアはこんな感じ。トヨタのテールランプユニットはやっぱり独特。
このDB100の経歴であるが、当初は富山県内の温泉旅館の送迎用であった。そして地元の中古バス販売店に引き取られた後は各地を転々としている。
府中市内のタクシー事業者が所有していた事もあるので今回福山は2度目である。その後知多バスでは定期観光バスとして運行された(これが一番知られている)後、再び中古バス販売店に戻っている。
最近までは関東の劇用車所有会社に所属していた。
車体に貼られた「鳥取交通」の文字は鳥取が舞台の番組か映画のロケにでも使われたという事であろう。
車内はリクライニングシートが並ぶが、これは知多バス時代定期観光バスに使用する為にに交換されたのではないかと推測する。サッシの黒塗装もこの時か?
元・羽後交通のBH15の車体はもうここまで進んだ。次はいよいよ心臓部か?
さて、博物館新入荷の書籍のうち私が購入したのはコレ。昭和28年に発行された
岩波写眞文庫94「自動車の話」の復刻版である。今まで見た事の無い写真が満載だったので即決!735円と買いやすい価格でもある。
宮本さま、セッティングありがとうございました。丁度関西から来られた方も嬉々として撮影されていました。U690のTシャツも購入致しました。
最後に、さよならRD・・・

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