三菱重工下関造船所江浦工場で太平洋フェリー発注の「いしかり」進水式が一般公開されたので行って来た。
工場内に入り船台へ近付くと…でかくて広角でもファインダーに入らない。
ここで作られる最大級なのだとか。
入る時にもらった団扇にはスペックが。
全長:約199.9m 全幅:27m
総トン数:約16,000t
航海速力:約26ノット
最大出力:12,000kw×2機
旅客定員:783名 個室数:147部屋
乗用車:96台 トラック:184台
航路:名古屋〜仙台〜苫小牧
9時40分より進水式が始まるが、船体が大き過ぎてスペースが取れず船体の向こう側で行われるので声しか聞こえない。
そして船名が公開されて…
3つの寄港地を代表する女性3名によって支鋼が切断されて船体が動き出す。
少し下りた時点でやっと船首が拝めた。
クス玉が割れて船台を一気に滑り下りる。その速度の早いこと。
あっという間に海面へ。見えないが船体の向こう側には巌流島がある。
そのまま放っておくと流れて行ってしまうので、タグボートで引いて向きを変えて内装工事を行う別のドックまで牽引する。
進水式を見学するのは初めてである。聞いてはいたが、支鋼が切られて船台を滑り下りるのは本当にあっという間の出来事であった。
今回は夏休み中という事もあってか、いつもにも増して見学者が多かったそうである。
三菱下関では当分このような大型フェリーの建造は無いらしいので、いい機会を与えてもらった。
情報提供ならびにサポート、オプショナルツアー(笑)にお付き合い頂いたふくふく号さま、ありがとうございました。
いしかりについては↓を参照のこと。
http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/40th_campaign/newship.html

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