10月末だったか、三菱ふそうトラック・バスとUDトラックスの合弁話が打ち切られたというニュースが飛び込んで来た。それだけでなくOEM供給さえ中止とまで。
広島でUDブランドの路線車を入れるのは広島バスと広島交通位しか無い。今後の新車は三菱でしか入りそうも無いと思っていたら…
先週末から稼動開始した広島バスの新車3台の社番はエアロスターボディを纏いながらもUD低床車の枠である200番台。つまりUDスペースランナーA。
LKG-になってからのUD車は非常に少なく、受注も終了しているだろうから今後もそう大きく増える事も無いはず。おそらく広島バスにとってもUDブランドの路線新車は今回が最後となるであろう。
広島200か1396 広島バス 平成22年式 UD LKG-AP35FM 230 吉島 ワンステ
広島200か1397 広島バス 平成22年式 UD LKG-AP35FM 231 大州 ワンステ
広島200か1398 広島バス 平成22年式 UD LKG-AP35FM 232 吉島 ワンステ
平成20年導入のPKG-エアロスターとは遠目には見分けが付き難い。しかし今回は扉間の窓配置が異なり、10スタッドとなったホイールが指定色の赤でなく標準の銀である事、コーナリングランプがある事(UDだと標準なのか?)で区別できる。
それ以上に新車初のオートマチックである事が一番大きな変化なのだろうが、外観からは音でしか判断できない。
車内も変化している。戸袋部にあった車椅子スペースが中扉対面に戻り、2人掛け折畳みシートとなっている。扉間は1人掛けで段上げされている。燃料タンクとの絡みかも知れないが、この為に車椅子スペースが移動したのかも知れない。
シートモケットは赤系。最近導入の中古ワンステはバリアフリー法に沿ってか青系が採用されたので、赤系なのは意外であった。

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