今年2度目の渡道となったのは「第11回クラブバスラマ・バスツアー」参加の為である。ぽると出版主催のツアーはバス製造工場見学なども含めて何度もお世話になっているが、参加は久しぶりである。
今回は士別軌道所有の昭和57年式日野K-RC301Pの乗車をメインに据えたツアー。平日の朝の片道だけ通学バス的な運用である為、普通に乗車するのは大変である。5月に訪問した際もとりあえず撮れただけだったので、速攻申し込んだ次第。旭川集合解散なので前泊後泊が必要であるが、もちろん有効活用(笑)
当日は旭川駅前のホテルを出て集合時間までにこれの入線を。今回はS-105編成で、711系は機会があればとにかく撮影敢行。
その後は駅前でバスを撮影しながら集合時間を待ち、士別まで乗車するバスへ。
旭川駅は高架化によって広大な駅前広場が整備されて立派な路線バスやタクシー乗り場があるが、なぜか貸切バスの待機場所がただの1台分も無く、必然的に路駐するしかない。いくら新千歳空港受けが多いとはいえ、富良野や美瑛などの観光地の入口なのにこれは一体どうしたことだろうか?
今回旭川〜士別を往復するのは士別軌道の昨年の新車エアロエース。撮影はもうひとつの集合場所である旭川空港。
空港を出発後は各自自己紹介をしながら道央自動車道を走り士別市内へ。
すると今回乗車する士別軌道RCの先輩のバス窓のRCかREの廃車体が…。これも国道脇なので有名物件であろう。
そして士別軌道本社でRCに乗り換え。
懐かしい丸みのある天井。
まずは「羊と雲の丘」へ移動し昼食。
2階ベランダからの景色。
昼食後は幌加内付近へ移動しJR北海道バス深名線代替バスの撮影に。
まずは名寄行のメルファ。車体色の通りJR北海道バスであるが、運行は道北バスへ委託されている。乗車率は…
程なくしてメルファが走り去った方角から幌加内行きのエアロバスSDがやって来た。こちらのナンバーが若い様に見えるが、エアロは旭川22か、メルファは旭川200か。
便数の少ない路線を短時間に2本撮影できるのは編集長の場所選びの賜物。
撮影地そばの駐車場で定番の撮影会(笑)
続いて、きの湖じゃない(謎) 朱鞠内湖へ。
あきじさまがアップ出来ないとの事なので…
この後は士別へ戻るのだが、通常RCが運用されている路線の始発地の「30線西3号」へ(他の便は風連始発)。
ここから終点の士別駅前まで通常ルートを走行して士別軌道本社へ到着。
車庫内のバスを色々撮影させて頂いたが、最近入ったという2台のエアロクイーンMの姿が撮って下さい状態で。
旭川200か・999 士別軌道 平成4年式 三菱U-MS729S 92016
もう1台は、か998/92015である。
中国地方から来たらしいが、2台揃って同じ年式でこの仕様、もうあそこしかないな(笑)
そしてついにRCとの別れの時間がやって来た。
乗って来たエアロエースに乗り換えて旭川へ戻る。
ビンゴゲームで楽しみながらすっかり暗くなった旭川駅前へ無事到着。参加の皆さまとお別れしてホテルへ…
年代物のモノコックバスを維持管理され、さらに片道とはいえ定期運用されている士別軌道の皆さまには本当に頭が下がります。これからもできる限り残していくお考えとの事なので、最後になりましたがこの場を借りてお礼申し上げます。
そしてこのツアーを企画実現されたぽると出版様、ありがとうございました。今後も魅力ある紙面やツアーを期待しております。

1