中国JRバスの広島市内観光循環バス
「ひろしま めいぷる〜ぷ」に待望の大型車が新車で導入され、6月17日より運行が開始された。
従来は基本中型車のみの運用であった為に近年急速に増加した外国人観光客に対応しきれず、便によっては積み残しが発生している。
今回導入されたのは路線車としては久しぶりの三菱ふそうが2台。大型路線車は中間尺主体の中で比治山対策なのか短尺での導入ある。
広島200か2546 中国JRバス 2019年式 三菱エアロスターノンステップ 534-9951
広島200か2547 534-9952
従来はカラフルな方向幕であったが、ついにフルカラーLEDを採用。
シート配置はこんな感じで…
関係無いけど横から見るとエアコンユニット小さいなぁ。同じデンソーでもJ-BUS向けは一体型で大きいが、コンデンサーはどこ行った?エンジンルームの右側?
フロントタイヤハウス上にはシートは設置されず、大きな荷物の多い観光客対策であろうか荷物置場となっている。
ガラス部分がザラザラなのはアスファルトの映り込みである。
今の所狭隘路線の比治山には上がらず、レモンルート専用のようである。ただ、今日乗車してみたグリーンルートでもすし詰めとなり、積み残しが発生していた。今後も大型車の増備が必要と思われる。
そうなるとせっせと新車で置き換えた中型車の転用先があまり無いのでどうなるかである。正直言って大型車の導入は遅いと思う。
とは言え、余剰中型車で細々と始まった「めいぷる〜ぷ」がここまで伸びるとは想像だにしなかった。それは素直に嬉しい誤算である。

5