2020年11月23日「ひろでんの日2020 〜レトロだョ、電車大集合〜」が千田車庫で開催されるのに合わせ、101号と156号が江波車庫から千田車庫へ回送されたので珍しく撮影に行って来た。
まずは101号が出発。どうやら横川まで行き、時間調整して十日市で156号と西広島から来た?653号と合流した模様。100型の撮影も久しぶりである。
そして約30分後本命の156号が出発。関係者やお堀端放送局が乗車していた。
トリミングでアップにしたのでボケてるが、ここはあえて令和2年にして欲しかったな。
撮影後は追っ掛けする気は無いのでさっさと帰宅。
さて、156号は1925(大正14)年生まれ。すずさんと一緒じゃないか!
1段窓の重厚な車体であったが戦後車体を新製し1971年除籍。157号と共に静態保存されていた。
1977年江波車庫の奥で眠る156号。補正したが素人では限界…
やはり屋根周りは薄い青でないとね〜
ところがこの直後開業65周年記念の展示で全塗装された。ピンボケで失礼。
1983年10月の姿。
1987年8月の原爆の日に合わせてまさかの車籍復活営業運行。この時Zパンタ化や扉の自動化が施され今後も走行が期待されたが…
ネガの劣化が酷く悲惨な状態だが、これしか撮って無い!
その際に撮影した車内。今も大きくは変わっていないであろう。運賃箱が懐かしい。
定員は42名。伊予鉄の2100型が47名なので、まぁこれ位の車内空間なんだろうねぇ…
その後1999年に全般検査を受けていた模様だが、車庫内での移動はあっても本線走行は無く、江波車庫の主となっていた。
それが突然この9月に千田車庫へ牽引されて移動し全般検査を受け、先月末に江波車庫へ自力で戻っていた。
一度除籍された半鋼製で難燃化対策で引っ掛かるので営業運行はできないと聞いた事があるので今回のは特例であろうか… それでもわざわざ検査を受けた位だから期待はしたいね。
大芝の交通公園にあった相棒の157号。1984年に101号のベースになる為に解体された。1983年12月撮影だからこれもギリギリの撮影。中で撮影したものあるはずなんだけど…
近年は激パになるような場所には一切近付かないようにしているので今回は特別。
広電がマナーを守って撮影をと呼び掛けていたが、相変わらず追っ掛けの暴走自転車を何台も見掛けた。午後の江波回送の時も酷かったようで…

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