YADOKARI LAND
ハーミーズクラブ復活である。いったい日本という国はどうなってしまったのだ。
2匹目のドジョウを狙って、良い大人がこんなことをする。抵抗出来ない小さいもの苛め、店頭で見殺しセットの販売復活だ。
マルカンといえば、飼育者の間でも
パネルヒーターを愛用している人の多い会社。私はヒーター専門の会社と思ってきた。
オカヤドカリ飼育情報で信頼のあるHPでも紹介されており、去年の秋にはオカヤドカリのにわかブームもあり、かなり売上を伸ばしたと理解している。それが、その思いがけない利益をもたらしてくれた幸せの使者、宣伝の役を果たしてくれた良識的飼育者達に対して、この仕打ち。
初め見てとても信じられなかった。HPの社長さんの言葉は良いし、今流行の銭さえ儲かればコンセプトの若手ベンチャー企業家タイプとも思えない。地道な、消費者に支持される商品で勝負していくタイプの方のように見えた。
生物やメカに造詣の深い方にお話したところ、写真ではハーミーズクラブのブリスターケースに酷似したケースだが、
もしかしたら湿度を保つ為の工夫がされているかもしれないとのこと。
取り敢えず、生体は閉じ込めパックでなく広いケージの中で飼育し、買上時に選ばせるという本来のペットの売り方にする気はないか、出来ないか、聞いてみてくれるよう頼んだ。勿論丁重に。一歩間違えば企業恐喝のように取られる。
先方からは返事がないそうだ。家の電話番号まで出したのに。自分の杞憂なら敢えて返事は戴かなくて結構と添えたらしいが。
暫く様子を見るべきと思ったが、新たに開発したらしいドームヒーターなどを見ても、本当にオカヤドカリのことが分かっているとは思えない。何より宣伝ページ特に絵といいセットの内容といい、昨年のTOMYのハーミーズクラブをそっくり真似たものだ。ご丁寧にペイントシェルまで、また。これは、もしかして昨年起こった悲劇を御存じないのでは・・
例によりまた広告代理店がうまく乗せた形なのでないか。手遅れになっては困る。いやもはや手遅れなのかもしれないけど、せめて自分に出来ることはしたい。ということで反対の意思の表明。
生体のパック販売はやめてください、マルカンさん。御社(社長さん)の
良心に期待します。
余計なことかもしれないけど、マルカンさん、長期的に見て御社の大きなイメージダウンに繋がります。是非考え直してください。近くの方は電話してください。教えてあげてください。
本当にまた同じ惨劇が繰り返されるのか。そして役所もマスコミも、見ざる言わざる聞かざる。
このまま出た場合の、マルカン製品のボイコットを提案する。

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