反対ブログに載せた事件の事実経過(概要)らしきものをここに。(後日折があれば解説することもあるかも。)
全米最大ディスカウントチェーンストア WALMARTによるオカヤドカリカップ詰め(Crab in a cup)販売
2005.1.21 約2年振りにHermiesデイリーダイジェストの受信を設定、成功。以後全投稿に目を通す。
2005.1.25 Hermiesの投稿でCrabinacupの存在を知る。署名オンラインに署名。493番目。
2005.1.26 VanessaがHermiesへ投稿:昨日の最もサインされている請願の13位だった。表示されないという問いが多かったが、トラフィック過多で見られなかったのだろう。今メンバーの一人がJack Hannah(動物専門家のジャーナリスト)と接触しようとしている。
2005.1.25 HermiesメンバーMarieがウォルマート本部H. Lee Scott(弁護士)事務所に電話をかける。
2005.1.27 HermiesメンバーChris(イリノイ州)がASPCAへメールを出す。
2005.1.28 Hermies投稿の中で他動物の権利団体との連携を模索するが、PETA、ALFなどは動物のペット化自体に反対しており、共闘は望めないのではとの意見が多数を占める。
2005.2.3 私自身が近隣(WA州)のウォルマートを臨場視察。Crabinacupがないことを確認。
2005.2.5 VanessaがPIJAC Code of Practice(米加適用の動物愛護規程)をアップ。
2005.2.6 MarieのHermiesへの投稿:ウォルマート前回対応者の上司から昨日電話を受けた。既に地区で販売されているCrabinacupはない(完売か在庫を業者に返した?)とのこと。
(これに対し、その日以降その地区内のウォルマートで実際に買ったメンバーのレシートをスキャンしたものがCSJにアップされ、それが嘘であったことが発覚。ウォルマート側の不誠実な対応に大きな怒りの炎が巻き起こる。)
2005.2.14 "pollyannie3"の投稿:地区の売買部門副プレジデントのGaryは、Crabinacupを止める気はない。こんなレスがあった。「御婦人、気でも違ってませんか。私達は卸業者からどうケアすれば良いか教えられてます。彼等(業者)は、
餌も水も与えずカップの中に詰めて売って大丈夫と太鼓版押してるんですよ。あなた方オカヤドカリ愛好家の言うことが何だって言うんですか」。(このレスにより、Hermiesメンバーらの怒りの火に油が注がれる結果となる。(soofuu註:これは日本でトミーが小売店にしたの全く同じ。「スポイトで水を滴らせば○日は生きる」との。))
2005.2.15 "pollyannie3"の投稿:更に、「2/11が最期の入荷でその後ウォルマートがオカヤドカリを売ることは二度とない。これには一つの例外もない。」と付け加えた。(私のメモにはこれしか書いてないが、記憶を辿ってみると、上記でGaryに怒り心頭に達した複数のメンバー何人もがウォルマート地区本部に電話をし、彼の上の責任ある者と話した。そして彼女はCSJの抗議や請願オンラインの署名の事を知らされ、直ぐに管轄地区の店を調べさせた。という経緯を辿ったのだったと思う。確かでない。)
2005.2.15 "pollyannie3"の投稿:この数週間に渡ってPETAとHumane Society(どこかの団体か soofuu)コンタクトを取っている。どちらも興味を示さない。
2005.2.15 Chrisの投稿:イリノイ州の法律では冷血動物も保護されているとの解釈で、州農政部動物福祉局へ電話した。つれない返事だったが、長いok..の返事の後、2週間以内に視察してその結果を連絡すると言われた。
2005.2.16 Chrisの投稿:更に州農政部動物福祉局へ、CSJのケアシートを添付の上「ウォルマートに関する苦情の件」文書を作成しメールで送付した。(確かに行政の担当官で詳しい飼育知識を持つ者は居ないかもしれない。日本でもこれは必要かも。)
2005.2.18 "hermihoot"の投稿:PaulaがPETAにレターを送り、これにレスがあった。関与して来るかも。
この後メモにはCrabinacupに関する記述が途絶える。Crisの受けたイリノイ州政府からの返事(勝利)、Vanessaのコメントでこの件に関しては終息したようだ。(この投稿については私のブログを参照(以下にリンクあり))
州レベルにせよ行政による判断が下されたこと、及びウォルマートにしてもホリデーシーズン、クリスマスからバレンタインデーまでだけを視野に入れたギフト商戦だったのでないかと考えられること、そしてメンバーによる報告例もないことから、この後Crabinacupは行われていないものと思われる。
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■ 英語ページ
● 日本語ページ
【英語→日本語 変換ツール】
● Yahoo!翻訳(ウェブ翻訳)
http://honyaku.yahoo.co.jp/url
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【米国ウォルマートによるオカヤドカリカップ詰め販売】
■ ウォルマートで売られるカップ詰めオカヤドカリに”No!”を!(CSJ記事)
http://www.crabstreetjournal.com/articles/lhcos/crabinacup.htm
■ 中止を求める声明(請願・署名オンライン)
http://www.petitiononline.com/crabacup/
■ 賛同署名 2005.4.25現在 1,872(請願・署名オンライン)
http://www.petitiononline.com/mod_perl/signed.cgi?crabacup
● 生物のパック詰め販売 again(おもちゃのTOMYによるオカヤドカリ(国指定天然記念物)の「製品化」に反対します)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17319/1165740#1165740
【世界初のオカヤドカリパック詰め販売】
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生きたおもちゃとして売られるオカヤドカリ(CSJ、Vanessaによるsoofuu記事紹介)
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TOMYのHermiesCrab(生物通信Vanessa記事)
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生きたおもちゃとして売られるオカヤドカリ(上記soofuu記事を翻訳(出来てるか・・?))
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TOMYのHermiesCrab(上記Vanessa記事を翻訳(出来てるか・・?))
【オカヤドカリ愛好家グループ】
■ Land Hermit Crab Owners Society (Hermies)
http://groups.yahoo.com/group/hermies/
世界にメンバーを有するオカヤドカリ飼育・愛護者グループ(オーストラリアVanessa主宰)
メンバー数(2005.4.25現在1,668人)と投稿数(以下に2004年以降抜粋)に注目
Members: 1668
Message History
Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec
2005 1298 708 886 322
2004 1215 811 837 1156 642 1118 1367 1222 853 1878 1201 946
■ The Crab Street Journal
http://www.crabstreetjournal.com/index.php
Hermiesのオンラインマガジン メンバー数 998人(2005.4.25現在)
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【おまけ(全米ペットチェーンPETCOに対するPETAの勝利)】
■ People for the Ethical Treatment of Animals (PETA)
http://www.peta.org/feat/PETCOAgreement/default.asp
概要: San Diego, CA, April 12, 2005 — People for the Ethical Treatment of Animals (PETA) and PETCO Animal Supplies, Inc. today announced an agreement that will advance animal welfare across the country. PETA will end its campaign against the national pet food and supply retailer and PETCO will end the sale of large birds in its stores. Under terms of the agreement:

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