ついでに古い本のことを言えば、その後の
こちらいわば後継本には、1.の方法(冷凍庫使用)が書いてある。以前書いたことがあると思うが、写真付きだ。冷凍庫ではないが、製氷用の器に入れられた@が写っている。これでこの本はASPCAマーク付き。数年前にHermiesで話題に登ったことがあるが、当時はそんなだったということで。むしろ歯の治療に麻酔を持ち込んだというような、画期的なことだったかも?今はこの本は日本では多分手に入らないだろう。また手に入っても、英語の楽しさや当時のほのぼのした様子を窺い知るくらいで、情報という点ではあまり役に立たない。但しユーモアや精神は伝えている。
例えば、The Voice of the Hermit Crab”(@@の声)の章では、こんな風な〆。"Your captive pet crab will also make these noises, perhaps for still other reasons, perhaps simply to entertain you."
今も時々参照されている海水の作り方、塩の量の測り方のところではこう。
"Your friendly postmaster or delicatessen proprietor will help you weigh out a few one-ounce portions of salt, I'm sure. Especially if you say it's for your pet crabs; then he will understand."
こちらは訳す。親切な郵便局長やデリカテッセンのオーナーが、微量の塩の目方を量るのを手伝ってくれるだろう。間違いない。特にあなたが、「私のペットクラブの為に」と言えば尚更。
また無駄話になった。ともあれ当時は、ダニに感染して死なせるよりは、殻から追い出してダニを退治する、その方が大事だったのだ。いや、これは今もそうかもしれないが。ともあれ、そういう方法は、日本の人の大半が@@の存在自体知らなかった頃から存在している。図書館備え付けの本に載っていた。
私個人の、この「穴開け追い出し」方式への感想は、追い出す時の小突きで怪我をさせないか、またそんな意地悪をされてストレスやトラウマにならないかと。たまに自分には明らかに大き過ぎたり小さ過ぎたりするのに、執拗に他の@の殻を狙って脱がせようとするのが居るのは、こういったトラウマ組ではないかなどと想像したりもする。
−つづく−

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