先日、メンバーの一人が流されました。
場所は 奈多海岸
風は5.2、波は胸くらい
駐車スペースのない三苫で乗るために、奈多から出て上っていく時のことでした。
風上の三苫に向かい沖にウインドを走らせていました。
2,3往復したところで、マストトップが抜けてセイルがグシャグシャに
(イジーのマストトップをとめるパーツが半分くらい欠けていたらしい。)
これはやばい!やばい! と叫びつつも冷静になれ!冷静になれ! と
自分に言い聞かせたらしい。
セイルをもって帰るのは断念して、ボードだけでパドルして陸に向かう
しかし、カレントに流されてビーチにたどりつかずテトラに接近。
奈多のテトラは手ごわすぎる! 巨大!
そして、テトラに打ち付ける大波
下手した波でテトラに打ち付けられる大変危険な状態。
波がなくなったところで、気に入っていたボードもあきらめてテトラに飛び移る。
しかし、次のテトラにはジャンプしないと移動できない。
落ちたら、ジ・エンド!
まるでサスケの世界だったと本人も振り返る。
テトラの上にいても波はカブってくる。
タイミングを見計らってジャンプ! よし!乗り移った!
それを何度も繰り返した後、6mくらいの小さめのテトラをよじ登って、ようやく上に出れた。
足はブーツを履いていたのでよかったが、手は血だらけだった。
壮絶な体験をした
お気に入りだった道具もすべて失った。
でも、命があって本当によかったと思えた。
先日、宮下さんのお見舞いに行ってきました。
現在、入院しておられます。
18日に退院予定です。
ガンで肺の一部を取り除きました。
今、懸命にリハビリ中です。
息がすぐに上がるそうです。
すぐには無理かもしれませんが
体力が戻って、また一緒に海に入れる日を心待ちにしております。
ウインド&サップでリハビリです。
皆さん、宮下さんの復帰を応援してください。

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