行ってきました、
サップラ(the sad sad planet)原宿ワンマンライブ。とりあえず感想をば。
珍しく平日夜の開催。あと、今回はDVD撮影も兼ねていたということもあってか、普段とはちょっと違う緊張感もありましたね。ステージ下にビデオカメラが2台。
曲の数も通常よりいくぶん絞り込まれたのかな? 割とアップテンポまたはメッセージ性の強い曲が中心で、冒頭からタイトかつノリ全快という感じ(映像収録の関係でしょうか)。一方で、MCはいつものこの人たちらしい、まったり感に満ちていました。
それにしてもサップラの場合、曲自体の良さはさりながら、やっぱりライブで見る時の味わいが面白い。いつもの(見ながらはらはらさせられる)ストリートはもとより、ワンマンのステージでも曲ごとにボーカル・
そよぎの表情が(いったん照明が落とされるたびに)がらりと変わる。彼女が曲ごとに込めた感情の移り変わりが、いつも印象的だ。
新宿駅前を歩くうち、この人たちの演奏に足を止めるようになったのは2〜3年前のことだが、そのスタンスは代表曲「陽だまりロンド」の冒頭に象徴されている。私はこの一節がとても好きだ。
>聞いて、伝えたい
>自分の言葉でうたう
>私のやり方見ていて 時に間違えても
ちなみに、彼女は明日(というか、後で聞いたら今日=29日)が誕生日なんだそうで、アンコール後にステージ上で、メンバーたちから不意のお祝いセレモニーに、びっくりしたのか目をぱちくりさせていた。
>今、あなたのためにできること
>前を向いて生きること
>あなたのためにできること
>明日の笑顔 祈るよ
というのは、新曲「あなたのためにできること」で彼女自らが綴った歌詞だが、そのままお祝いメッセージにできそうだ。おめでとう。そしてありがとう。これからも、楽しみにしていますよ。

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