しかし鳥の次は豚ですか。大変だなあ。
俗に「
世界恐慌のダメージは第二次世界大戦で回収が図られた」などとよく言われるけど、そんな前例も踏まえながら昨年来からの流れを見ていると、もしかしたら神様も「そろそろ一回でっかい戦争でもやってカタつけろ」とか言ってきてんじゃないかって気もしてきますね。「十二支のインフルエンザ」を突きつけながらとでもいうのか(笑)。
かつて1980年代初めに
新日本プロレスの若手有望株だった
前田日明が、イギリスから颯爽と凱旋帰国した際に「
12種のスープレックス」の使い手と喧伝されたことを、なぜか今回のニュースを聞きながら思い出したんですよ。
というのは、あるSF作家がそれをパロディに「
十二支のスープレックス」を操る小説を書いたって話を、当時のSF雑誌で読んだ記憶があったからなんです。いや、その原典はおろか、それを書いた作家の名前すら思い出せないのが申し訳ないんだけど(汗)。
例えば「寅スープレックス」ならば初代タイガーマスク(佐山聡)がやってたタイガースープレックスであり、「辰スープレックス」ならば藤波辰巳の必殺技だったドラゴンスープレックス。あと「酉スープレックス」というのはよくわからなかったが、たぶん
藤原喜明などが第1次UWF時代に必殺技で使っていたチキンウイング・フェースロックの体制から後方に反り投げする技を想定したのだろうか。
とはいえ「子(ねずみ)スープレックス」「午(うま)スープレックス」「申(さる)スープレックス」あたりになると、ちょっとイメージしにくいところだ。「丑(うし)スープレックス」だったら天山の何か半端な技でもそう呼びゃいいんだろうけどさ。
まあ、ともあれ今は十二支にもない「豚スープレックス」が凱旋帰国(?)しないことを神様にお願いするほかない。あるいはこういう時こそ
アントニオ猪木さん、元気ですかー! とかね(笑)。ではでは。

0