何も書かないまま「どうやらアイツはとうとう死んだらしい」と思われるのも癪なので、とりあえず6日ぶりに更新。
まあしかし、普段からなるたけ下らないことやヒンシュクを買いそうなことを率先して書いてやろうという方針のブログではあるのだけれども、とはいえ、やはり時には少々考えてから書いたほうがいいのかもしれない。と、言うのも14日以降、ずいぶんあちこちから「大丈夫か?!」「生きてんのか?!」「ブログ書いてるヒマがあったらとっとと専門医にかかれ!」といったお声を頂戴したのであった。本当に申し訳ありません m(_ _;)m
「なーにー? なんかもうじき死にそうなんだってー?」
昨日の午後、新宿の
放送批評懇談会事務局で『
GALAC』の校了作業にかかっていた最中にも、前編集長の
坂本衛さんが電話口で妙に楽しそうな声で言った(苦笑)。もしかしたら、既に私はずいぶんあちこちで殺されているのかもしれない。そういえば3〜4年前、東京湾に40歳前後のフリーライターの惨殺死体が浮いているのが発見された後にも「お前かと思った」というメールやら何やらを十件近く貰った覚えがある。たぶんみんな普段から「こいつはロクな死に方をしない」と思っているのだろう。
それはともかく、何で更新の間が空いたかというと、単に連休前進行(GW中は印刷所が一斉に休むため、そのぶん月刊誌の締切が早まる)とかもあって慌しかったからだ。しかも今度の連休明けに出る『GALAC』6月号では間の悪いことに私が一人で何本も原稿を書くことになってしまい、さらに間の悪いことに医者通いだ心電図だという話までなだれ込んできたために身動きがとれなかったのである(もちろん体調のこともあるので睡眠はしっかり取っていたが、逆にそのぶん原稿が押した)。
加えて、そこに坂本さんが打ち合わせのため上記電話をかけてきた例の「
8時間耐久シンポジウム」の話もおっかぶさってきた。この「8耐シンポ」、改めて後でもう一度ここでも告知しますけど、先日もお伝えした通り私も一応パネリストとして登壇しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。なお、これも朴さんが先日書き込んでくれたように、当日は「
オーマイニュース」が会場からインターネット中継をして下さるそうなので、会場には来られないという方も、お手隙の際にでもぜひご覧ください。
で、実は「オーマイ」以外にもうひとつ、いつもお世話になっている「
ディジタルスタジオ」さんからも、当日の模様を収録したいとの申し出をいただいている。ありがたいことである。しかもこちらは「
ハイビジョンで撮る」そうで、何だか凄いことになってきているのだ(汗)。
ディジタルスタジオさんには少し前から「放送批評懇談会でもウェブ配信で何かやりませんか?」との提案も戴いていて、今回の件はそのこととも関連している。
というか去年の秋に「
共謀罪に反対する表現者たちの会」が清瀬のカトリック教会で開催した「
共謀罪に反対するカレーパーティ」をウェブ中継しようとした(結局は教会からOKが得られず頓挫)際に、ディジタルスタジオさんに「Iwamoto-Taro-TV」(?)というものを開設していただいたままになっており、それが今だにコンテンツも空の状態で開店休業になっているのはもったいないから何とかしようという話から始まっている部分もあるのであった。
一昨年まで自宅でウィンドウズ95を使ってた人間の名を冠した「放送局」でハイビジョン映像を流すということ自体に想像を絶するものがあるのだけれども、はたしてどうなるやら……。
まあしかし、いつ死ぬんだか、既に死んでんだか生きてんだかわかんないような男ならばこそ、今のうちからネット上に「分身」を残しておくのも良いかもしれないな。などとまたロクでもないことを考えながら、明日はまたまた医者通い。

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