ともあれ、
ここで告知した「
WSFあらかわ1.26グローバルアクション」のワークショップ、なんとか無事に御務めを終えることができました。ありがとうございます m(_ _)m
安田幸弘さんと私のほかに、
松浦哲郎さんもはるばる京都・金沢方面から参加のうえ、去年のドイツG8サミットにおける独立系メディアの動き(
ここを参照)を映像上映も混じえながら紹介してくれたりしたし、全体としてはなかなか面白い(私の話を除けば)内容になったのではないかと思います。参加者も最初は10人程度だったのが、終わりの頃には30人程度まで増え、会場となった会議室の机と椅子がほどよく埋まる感じになっていたし、まずは何より。
しかし私の話に関して言えば……正直、終わった後は例によって自己嫌悪に陥った(泣)。
そもそも不特定多数の人たちの前で、自分1人だけが一定時間のあいだ一方的にしゃべるというのが好きではないのだ。
仕事柄、基本的に普段は人様のところへ部外者として乗り込んでいき、自らのずうずうしさへの引け目を感じながら、何とか相手に質問(それも時には明らかにネガティブな)に答えてもらおうと苦労している立場なせいか、演壇で話しつつも「いいのかなあ。みんな退屈してないのかなあ。あ、あそこで居眠りしている人いるなあ。申し訳ないなあ……」と、どうしても気になってしまう(ちなみにこの日は私の眼前の最前列で、机につっぷして鼾をかいてた人が一名)。
加えて今回は、やはり準備期間が短かった――というか、それ以前の自分の不勉強のツケを払わされたというか、結局与えられたお題に対して最後まで消化不良のままになってしまったという歯がゆさが残った。しかもそうした自信のなさがやはり影響して、途中で話の段取りを忘れるわ呂律が回らなくなって自分でも意味不明・支離滅裂の内容になるわ。
さらにはパネラー三人のうちの最後だったということもあってか、遅れてやってきた方々で席がだんだん埋まっていく(最後はほぼ満席に)のを見ながら話をしなければならないというハメに。
なおかつ客席の面子が土屋豊さんとか平沢剛さんとか、旧知の東京新聞の土田修さんとか、私の日記を前日に読むなり駆けつけてくれた「まほ」ちゃんとか、終演後に名乗り出てくれたNHK報道局の記者さんとか――という具合に錚々たる顔ぶれになってしまったこともあり、正直な話、御静聴いただいたみなさんには、誠に申し訳なかったと気が引けておりますです。本当にごめんなさい。
ところで、この日の集会には会場の「荒川さつき会館」(場所的にもすんげーわかりにくいところ)までわざわざ来ていただきながら、会場には入らず、すぐ隣りの公園の中でひたすらずっと寒い中をブラブラ佇んでいた下記の人たちも。
御存知「鱇鮟」の方々ですね。こちらも本当にご苦労様でした。ていうかせっかくだから中に入って話を聞いてくださればいいのにと思ったんだけど、まあ、あちらの業界にもいろいろ難しい事情があるらしい。
土曜日の午後なのによくもまあ、という気もするけど、テーマが「洞爺湖G8サミット」となると、やはり出動しないわけにはいかないのかな。ま、お互い元気にやりましょう。ではでは。

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