イチロー選手ぐらいになると、年間使用するバットは10〜12ダース。で、一流選手に見合う品質のバットを作るには、1万本程度の原木から選ばないとダメだそうです。
ちなみに、イチロー選手のバット材は「アオダモ」と言われるもの。で、厄介なのは、このアオダモ群生しないんですって・・・。
ですから、アオダモは減る一方。その代わり増えているのが、松井(秀)選手らが使っているメープルという素材。
アオダモは耐久性としなりがあり、メープルは硬くて、ボールにガツンとぶつけるような打撃向きで、ボンズ選手の時に増加に拍車がかかったそうです。
しかし、この素材が増えることによって、パワーでは敵わないので、将来的にメジャーで活躍できる野手は減るのではないか?とは、淡口ヤクルト打撃コーチの弁。
イチロー選手のような「乗せて運ぶ打撃」は影を潜めるのかも・・・。
「バットの問題は、選手がお金を払って、バットを買うようにならなければ解決しない」とは、王貞治さんの弁(肩書き、今は何なんだろう?)。
高校野球は、当分、金属かな


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