劇団東風
Vol.44
第34回公演
「おやすまなさい」



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きのうから  キャストから

劇場入りをしている。昨日は片桐さんの気遣いから基本的に作業は免除され、劇場を出た後は少し遅い夕食に拉麺を堪能した。夜中まで作業していた片桐さんには申し訳ないと思うが、夕食を誘ってくれたのはどこかの劇団の代表の奥方なので断る訳には行かないのである。女性の誘いを断るなんて紳士としては最低の行為だ。据え膳食わぬはエトセトラである。たぶん、嫉妬なんだろうな。茶々と話をしていて秀吉にジト目で睨まれる真田幸村の気分ではある。今期の大河ドラマは一回しか観てないので適切な例えなのかはさっぱり分からないままだ。

さて、劇場入りを前に腰は好調を保っていた。腰に負担をかける行為は一切、してないからだ。あんなことやこんなこともね。うふふ。だから奥方の誘いに乗ったとも言える。ところが、だ。喉が壊れた。声が枯れたとかいうレベルではない。文字通り、声が出ないのだ。普段から微妙に悪声の上に早口だわ滑舌が悪いだわで歯が出てるわで何を言ってるか分からないのにそれすら出せない状態なのだ。そこまで出番もないけど、一応は役者として舞台の末席を汚すので、これはかなりのピンチなのである。そして致命的にピンチなのは俺の本業が演出家であることだ。声が出ない時は黙って喉を休めることが肝心だ。役者なら本番に向けて声をセーブすることはある程度は可能だ。しかし、演出家が沈黙を保っていては劇場における最後の詰めに結構な支障をきたす。一応、周辺全部に声が届くマイクを手渡され、これはマイクなのだから小声でも大丈夫なのに未だに感情をコントロールできない演出家は気づいたらマイクを握りしめて叫んでいるのである。長州力のマイクアピールを彷彿させる
それをよく役者とスタッフは聞き分けてるものだと感心する。ここに劇団ならではの良さを思う。長年の付き合いでなければ、これは無理だ。さらにうちの劇団ならではの良さは看護士と薬剤師がいることだ。それらの適切な指示と投薬で今日になって劇的な回復を見せた。とはいえ、拙い平泉成の物真似が出来るぐらいの回復なんだけど。かあさん。とか書いてると本番まで後、半日を切っている。本当に大丈夫か?俺。本当に大丈夫か?東風。本当に大丈夫か?ベッキー。このエンドレスなドラマの結末は是非、劇場で。よろしくどーぞ。
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