今年も行いました!雪上訓練!
しもさん B O野 H部 ハサヤン matu toku K の8名です。
御岳田ノ原までゴンドラでスイスイと乗ってる間にホワイトアウト!
出発する頃には視界10mで、慎重に出発。
1時間弱 緩やかなところを歩くが、沢筋をBが見つけてその斜面で訓練開始!
かなり吹雪いてオリマス!
さあ、あとは講習担当者ご記入願います。
@歩行訓練 toku
[歩行訓練を担当して]
私やみなさんも普段は意識せず何気なく歩いているかもしれませんが、特に雪山ではフラットフッティングやキックステップと言った特有の技術があります。
これらの技術をしっかり身につけていれば安全に山を登ることができますが、逆に言えばうまくなければ事故の原因になります。
今回は普段の私ならアイゼンを付けるであろと思われる斜面で訓練をしました。
なので、普通に歩けば滑ります。
しかし、そのような急斜面や硬い雪質の場合でも意識して歩けば結構いけるものだと思いました。
実際は斜度や雪質によって臨機応変な対応が求められますが、この雪訓を通して基本技術の再確認と大切さがよくわかりました。
次の訓練でも講師役をやらせてもらって、ただ教えられるのではなく主体的に技術を身につけていけるような姿勢で臨みたいと思います。
Aスタンディングアックスビレイ、支点 O野 ハサヤン
O野です。
私はスタンディングアックスビレイを担当しました。
去年もやっていますし、本ナドで事前学習しているので形は分かっていましたが、いざ!やってみるとスムーズに流せないし、ガツン!と滑落者を止めてしまうし…
本番でも使用する事もなく、毎年1回の雪上訓練だけでは感覚は見につきません。自主的に練習し習得しなければならないと感じました。
まあ、他の講習でも同じですが。
それと、スタンディングアックスビレイの準備に入る前にセルフをスノーバー2本から取りました。1本スキー板に貼るシール着用。支持力が段違いに強くなることを感じました。スゴイ!
Bビーコン・ゾンデ matu
ビーコン、ゾンデ担当matuです。資料を読んだにも関わらず、いざ皆様の前でとなると
どう説明すればよいのか、、ほとんどH部さん、kuraさんに講習して頂いてしまい、不甲斐無さに反省しています。勉強になりました。的確な説明の能力も必要で、もっと勉強しなくてはいけないと感じた雪訓となりました。ビーコンは1個を隠してそれを捜索する訓練。一刻も早く助け出さなくてはいけないので、距離の数字を報告し合い、とにかく近い人のほうへ集まっていって早く見つける!!ビーコンの電池は絶対確認。ゾンデは、丁度雪洞があったので、雪洞の中に人が入り、上から刺して、人の感触を確かめます。でもゾンデの感触、人なのか、ザックなのか、難しいところだと思いました。そして、身体に刺さると結構痛いですね。今回はmatuの雪山山行で一番寒い山でした。しょっぱなからホワイトアウト。
離れたら遭難?!少々ビビリましたが、これが雪訓での経験でよかったです。
早速、次の日の山行に活きました!!ありがとうございました。
Cツェルト搬出 H部
みな震えながらゴンドラに辿り着き、
この時期としてはかなり厳しい環境での訓練となりました。
撮影:しもさん
ハサヤン追記:
私は事前に支点の検証を行うという宿題を与えられての雪上訓練、1年前に行ったこと、去年12月の雪上訓練、今年1月のSimizuさんkuwaさんとの雪上訓練を思い出しながらと本を読んで学習してきました。
そんな中でいろいろな疑問点があり、それを訓練で私自信検証できたことでよりよい訓練となりました。
今回リーダーのkuraさんはじめ、しもさん、Bさんにはご指導頂きありがとうございました。
本番の雪山において訓練どおり行かないかもしれませんが応用がきくよう考える意識を持っていき安全で楽しい山行へと努めていきたいです。