メンバー;井土、岩森、神林(記)
土曜早朝に名古屋を出発しました。通勤割引を最大限利用して廻り目平キャンプ場に到着。
私は金曜夜の飲み会のせいで睡眠不足+二日酔い気味、さらに苦手な油ものを食べ過ぎたことで胸焼けがして体調は最悪でした。登っていても集中力がでないし、手汗がでるし・・・

蜘蛛の糸のビレイ点にて、アジアな雰囲気の二人
とりあえず屋根岩2峰で「蜘蛛の糸」(11c)に井土さんが1トライ、私が2トライ。フェースに走る見事なクラック。井土さんは既にRPしているので、そのムーブを見てトライしましたが全く駄目。核心ムーブをあまり解明できないままに終わってしまいました。ヘボいなあ、と落ち込んだあとにPTA(11b)というスラブ?ルートに触って、何回かトライするも登れず。更に落ち込みました。
岩森さんは星と光(12a)にトライ。どスラブをやるには暑い状況にも関わらず、全ムーブを解明して本気トライに突入。いい線いきましたが残念ながら登れず。岩が冷えているときに再挑戦ですね!
井土さんはチキチキバンバン(11b)に2トライ。
↓トラバース直前

右トラバース後の大レストでは、下から見ても井土さんの腕に血管が浮き出ているのがはっきり分かりました。レスト後、カチフェースを気合でこなして井土さんの体は緩傾斜帯へと消えていきましたがシューズだけはスタンスを求めてリップの辺りをうろうろしているのが見えて、ビレイしている手にも力が入りました。けれど気合の声とともに井土さんの体は完全に私の視界から消えていき、見事RP!
2峰には岐阜の知り合いが2人来ていてセレクションやDDT(11a)をやっていました。クライミングの世界は狭いですねー。先週の小川山でも偶然に別の知り合いに会いましたし。
その後ボルダーをやろうということになり、マットを持っていないので、高度が無くて下地の良い課題をさがして涙岩の涙涙(1級)にトライ。ここでは今年の冬に錫杖でお会いした松本CMCの方と再会しました。一見簡単に登れそうな課題ですが、なかなか手強かったです。ムーブを色々試しているうちに完登できました。あとでネットなどで確認したら、私のムーブはみんなとは全く違うムーブでした。まあ登れたから良しです。
井土さんと岩森さんはホワイトティアーズ(4級)を完登。そうこうしていると岐阜2人組もやってきて、やっぱりマットが無いので犬岩のトラバース課題をやっていました。このトラバース課題には井土さん、岩森さんも参戦。私も参戦したかったですが、涙涙の本気トライのために指を休めたかったで我慢しました。
18時頃にキャンプ場を後にしてナナーズでお買い物。とある駐車場で夕食。明日は午後から雨予報。なんで急に天気予報が変わるのー、という気持ちでしたが、明日どうするかは明朝考えることにして就寝。テント内は暑くてたまらなかったので、外にエアマットとシュラフを持ち出して寝ました。風が程よく吹いているし、月と星が綺麗でした。

先週と限りなく良く似たシテュエーション