井土家は三連休で信州方面。
7/24 ひどい予報であったが、とりあえず出発。北部が多少ましな感じだったので佐久を目指す。が、ずっと土砂降りで長野あたりまで来ても全く良くならない。
そもそも最初から全然やる気がないので、早々にクライミングはあきらめて、長野あたりで高速を降り、以前から一度行ってみたかった鬼無里村の「奥裾花」というところに行くことにした。場所は長野市側から見ると戸隠山の裏あたり、白馬の麓からは東に一山越えたあたりというかなりの秘境だ。春は水芭蕉で有名な場所です。
とりあえず雨も止んでくれたので、3時間ほどハイキング。誰もいない。 ぶなの原生林とモリアオガエルとクロサンショウウオに癒されました。(遊歩道の散策路なので、山行届のメールは出してません。)

ぶなの原生林
7/25 野辺山あたりで目を覚ますと土砂降り。でもそのうち晴れ間も見えてきたので、だめもとで小川山に向かう。
混んでると思ってた小川山は空き空きでした。岩は結構濡れてる感じだったが、まあ何とかなりそう。昼近くまでゆっくりしてから、まず乾きやすそうなマラ岩にいって、川上小唄とイレギュラーを登る。
その後リバーサイド。昔、一撃に近い形で登った「BUN BUN」が3回やっても登れずにひどく落ち込む。しもさんもダメで、二人してしょんぼりとキャンプ場に戻った。
飯食って焚き火。最近何をやってもやる気が出ない私だが、焚き火だけはちょっとやる気が出て、真剣になれた。
7/26 予報に反して朝から晴れ。山荘で100岩場の新しい版をゲトして、行ったことのない姉岩というエリアに行ってみる。妹岩の上の、卒業試験とかある辺の更に奥に、5.10台を中心に30本ぐらいある。
まずは一番てっぺん(姉岩本峰上部)にある、5.9、10a、10c の3本を登る。岩塔の頂上に立てるルートで、悪くはないけど岩が脆い。眺めは良いです。

姉岩からみた屋根岩方面。駐車場が空き空きです。
続いて、「上の姉岩」というところの10a、10dを登る。10dの方は、いろんな動きが出てきてかなり厳しくギリギリという感じだった。ルート名の「ハラペーニョ」というのはグレードが辛いという意味かな?

上の姉岩の Ka-ching 5.10a
最後に「下の姉岩」で、「Ojos Asi 5.11b」を登る。何とかオンサイト。なかなか楽しいルート。でも脆い。下手するとさっきの10dより易しいかも?(体感は両方11aぐらい)
エリア全体を見て、このOjos Asiとハラペーニョが2枚看板という感じがします。この2本を登って、あとは本峰上部のどれか1本登って頂上に立てば、とりあえず良いでしょう。
一瞬雨がぱらっときたので、さっさと片付けてキャンプに戻ったけど、結局そのままずっと晴れてました。
キャンプ場の値上がりに怒ってしばらく小川山を避けていた私ですが、やっぱりここはクライミングに関係なく、いい場所だなあ、と改めて思いました。