4日間甲斐駒に行ってきました。メンバーはK谷さん、T津さん、kambaです。(T津さんは後半2日のみ)新しいパートナーと登れるのは新鮮で勉強になります。山暦が私より豊富な御2人なら尚の事。
予定は黄蓮谷左又と篠沢七丈瀑。
1日目
竹宇の駐車場に着くと小雨。止みそうだったのでしばらく待って出発。歩き始めてまもなく天気は急に回復して快晴となりました。しかし黒戸尾根のだらだらした登りは相変わらず疲れます。4時間ちょっとで5合目に到着。全く雪が無い。前日の雨のせいでしょう。そのせいで不幸中の幸いと言うべきか雪を融かさなくても水が確保できました。
2日目
明るくなるのを待って6時20分出発。悪い下りから谷底に降り立つと水がザーザー。
坊主の滝。これはまだ予想の範囲内でした。しかしその上流も・・・。
全然凍ってません。雨の馬鹿!
左又に入っても沢登りが続きます。いったい何しに来たんだろう。それでもだんだんナメ氷が現われてきました。

(↓撮影:K谷さん)
核心の大滝。結氷は非常にいまいちですがなんとか登れそう。でもK谷さんにリードをお願いしてしまいました。
大滝を見上げるK谷さん
リードするK谷さん
最後の滝は正面の結氷が微妙だったので左の氷から巻きました。私がリード。
あとは稜線までの長いラッセル(の7割はK谷さんにやってもらい)で稜線に15時50分着。5合目には17時10分に着きました。
3〜4日目
午前中に篠沢七丈瀑の偵察に行くと水がザーザー・・・。今回の山行のもはや定番ですね。
T津さんが上がってくるので明日まで待つことにして5合目に戻るとT津さん到着。テントでいろいろ面白いはなしが聞けました。
翌日、3人でもう一回見に行くとやっぱり結氷は改善せず。
諦めて黒戸尾根を下りました。
K谷さん、T津さん。これに懲りずにまた一緒に登ってください。宜しくお願いします。
私は引き続きshimizuさんと八ヶ岳でクライミングの予定なので諏訪SAで下ろしてもらい翌早朝まで時間を潰しました。
お風呂で3時間粘ったり、TVで水戸黄門を見たり(偉大なるワンパターンですね!)、年末山行について考えたり、持ってきた本(「アミエルの日記1」※1)を読んだりしても時間が余ります。横になるスペースが無いので疲れる夜更かしでした。
黄蓮谷左又は是非もう一度行きたいです。状況さえ良ければ来月中旬ごろどなたか行きませんか?
※1 アミエル(1821-1881)はスイスの哲学者。発表を考えずに書かれた文章なので飾り気が無くて読みやすいです。(使われてる漢字は難しいですけど)