土曜、誰か山行きませんか?というメールが総スルーされたので、一人で新年会後に予定していた鈴鹿最奥地のルートにいきました。
7:00朝明駐車場‐12:00イブネトライアングルのクラシ寄り-16:00駐車場
今回の山行はこれまででも1,2を争うほどハードでした。
終始トレースなし、人なし、道迷い2回、孤独との戦い、風寒すぎ、雪多すぎ、稜線怖すぎ。
ゴールしたとき自分の力をすべて出し切った気がしました。
自分の車しかない朝明の駐車場から雪がちらつく中、トレースの無い道をひたすら中峠まで進む。人の気配は一切ない。途中道に迷い斜面を2回も無駄に上り下りしてしまった。
前回着たときと雪の深さがぜんぜん違うじゃないか!

中峠来た道を振り返る
中峠を登りきったらまた下り、あのいつ崩落するか分からない折れた橋を渡りお金峠のふもとへ。時々動物の鳴き声が聞こえマジびびる。
お金明神あたりから雪と風が強くなり、何でこんなとこ来ちゃったんだろうという後悔が頭の中をぐるぐる回った。
お金峠まできてとりあえず前回引き換えしたH部ピークに到着。
地図ではこの先は軽いアップダウンの低山の稜線歩きなのでまあ何とかなるだろうと思っていたが、ここからが確信だった。
マジで落ちたらやばい箇所が何度も出てきたり、雪がモコモコの垂直に近い雪壁の直登、でかい雪庇、深いラッセル、藪こぎ、ミックスの急斜面のトラバースなど、何度も泣きが入りました。
へろへろになりながら何とか12:00にトライアングルの端っこに到着。

トライアングルのもの悲しい風景
風邪が強くて寒いのでツェルトの中で食事をしすぐに引き返すも、雪が多くて自分のトレースが消えてる!
途中で赤テープに惑わされ間違ったルートを下降してしまい、引き換えしたが、何が起こったのかルートに戻ったところで、逆方向に歩いてしまうというミスがおこり肝を冷やした。
帰りもラッセルに泣きながら何とか戻れました。
ああよかった。

GPSのログ