年末山行第一弾 taroさん、ハサヤン(記)で笠ヶ岳を目指しましたが結果2500mピークで敗退でした。
26日 晴れ
9:30槍見駐車場から登山口入山→12:00錫杖岩小屋→19:30ヒロサコ尾根手前2050m地点で幕営
27日 晴れ
4:30起床→6:30ヒロサコ尾根手前2050m地点より出発→11:30雷鳥岩→12:30 2500mピークにて幕営場所まで下山→14:30ヒロサコ尾根手前2050m地点幕営場所
28日 くもり
5:30起床→7:30下山→10:30槍見駐車場から登山口下山
1日目、トレースもなく入山するのは私達だけでした。
登山口より登山道を沿って登っていきます。
taroさんに最初から差をつけられてしまう。
積雪が深くなり私は錫上出合沢よりワカン装着をする。(taroさんは錫上岩小屋からワカン装着)
岩小屋でtaroさんと一緒に出発するが、すぐに差をつけられてしまい私はtaroさんのトレースを着いていくのが精一杯。。。
結局この日はtaroさんがすべてラッセルでした。
私は、歩くスピード遅いけど体力的には大丈夫だったのでtaroさん判断にて晴れてることで多少の夜間ヘッデン点けてヒロサコ尾根を目指すことに、段々急登となってくるにつれて、ほんの数mすら歩くのに時間を費やしてしまう。
暗くなると急激に冷え初めてきて、これには私は初体験でしたので、焦りだし必死でした。
ヒロサコ尾根手前2050m地点で幕営できる場所があったので、そこで荷物を降ろして、すぐに整地して幕営することに、やっとのことで暖をとりつき暖かいコーヒーを飲み気休めできたのが20:00でした。
この日ペースを踏まえて、この先、計画どおりには出来ないことを判断、私も納得でした。(何も言えません。)
ということで2日目はこのまま幕営したピストンすることに、13:00ぐらいを目安に行けるところまで行くことに決めました。
2日目、朝から雲ひとつもない晴天です。ザックの荷を最低限だけにし軽量化して登ることにします。
今日も最初からラッセルが続きます。
ラッセルするtaroさん
しかし本日はtaroさんに着いていくことができ、交互でラッセルをする本来の行動ができました。
稜線手前でワカンからアイゼンに履き替えます。雪質もカリカリになってきます。
雷鳥岩についたころには11:30で笠ヶ岳の全貌が見えました。
ここより傾斜がかなりきつい、足元を滑らせたら相当滑落するほど急登でした。
そこをクライムダウン、トラバース、登ったりして2500m付近で戻ることに決定、ここで写真撮影して往路をたどって幕営場所まで下山しました。
2500mピーク、笠ヶ岳をバックにtaroさん
2500mピーク、ハサヤン
早くに幕営場所に戻ってきたので、その後はゆっくりしてました。
夕食も早い時間にとったので20:00ごろには就寝しました。
3日目、曇りってます。予報では昼には雪が降ってくるようです。
幕営を撤収し、7:30下山開始して雪が降ってくる前の10:30には下山しました。
今回の笠ヶ岳へたどり着けなかった要因としては、ザックのパッキングでしょう。
taroさん47Lザックに対して私は70Lザック+20Lサブザック、なんでこんなに差がでるのでしょうか・・・何かが違うでしょうね。
今後、私にとって最重要な課題はパッキングだと言うことを重々思い知りました。
私もtaroさんみたいに47Lザック近くまでにパッキンングできるようにします。
まあ今回は笠ヶ岳までは行けなかったが2日間最高の天気で穂高連邦の景色を堪能できたのは幸せでした。来てよかったです。
2日目、雲ひとつもない穂高連邦の景色
しかし冬の笠ヶ岳へ行きたい欲求はあります。今度は自分がリーダーとなり引っ張っていきたいですね
あばよ笠ヶ岳