1/19 御在所後尾根
八ヶ岳天狗尾根に向けての練習で新メンバーハサヤンを加え、再び後尾根にやってきたO野&waka野郎(記)です。今回はwaka野郎初リーダー山行です。
藤内の分岐までは脛位までの雪でトレースもばっちりでしたが、藤内沢に入るといきなりトレースはなく、腿まで埋まるラッセルに。燃える男ハサヤンと萌える男O野氏は俄然やる気を出しすごい勢いで登っていく・・。ヨイショヨイショと後を追う私。
テスト岩付近。見違えたなぁ・・
この日は本番に向けて、ザックには宿泊道具やワカン、スコップなども持ってきていつもより重荷にしてもらってました。
敗退する時の事を考えて皆やったことのない重荷での懸垂の練習をとりあえずテスト岩でしてみることにしたものの、3人共重りが足りず普通の懸垂になってしまいました・・「今日は余分なものいっぱい持ってきました!」とハサヤンは笑顔で報告してくれたけど、、足りなかったね(><)!でもバックアップとりながらの懸垂など復習できたのでヨシとしよう。
練習を終えて一壁まで向かう。本当はここでアイゼンをつけておいた方が良かったのだけど、雪が多いから大丈夫だろうと私とO野氏はそのままつぼ足で登る。しかし逆に雪が多いので夏道沿いではなくそのまま沢を詰めたので途中で雪の下に氷が出てきてかなり悪くなり、私は途中でアイゼンを装着。モタモタしてたので上からハサヤンに「wakaさん大丈夫ーー?」と声をかけられる始末・・すいません、、早速判断間違えました・・。
今日は一壁は登らないので、取付きをバットレスの前の沢から登る事にしました。3人ともここからは登った事はなかったけど、多分こっちの方が傾斜が緩くて簡単だよ!と私が提案したのだけど、これまた中途半端に調べていたのがいけなかった・・。
「多分ロープ出さなくても大丈夫だと思うんだけど、どうしましょ?」と聞くとO野氏「練習にもなるし、出してもいいんじゃないですかねぇ」と答えてくれたので、wakaリードでロープを出して登り出す。
夏に何度か登った記憶を思い出し「ここらへんかな・・」とアタックするも、途中で悪くて登れなくなる。下から左側のルンゼを詰めたら?と言われてトラバースしてチムニー状のところを登る。
しかしここもあまり良くなくって、かなり時間をかけてしまった。寒い思いさせてごめん。。ロープ出しといて良かった。。
雄叫びのハサヤン(ちょっと演技入ってマス)
核心を行くO野氏
2ピッチ目、核心部のチムニー手前までO野氏リード。特に問題なし。
3ピッチ目も私はもうヘロヘロだったのでそのままO野さんにリードしてもらう。
核心越えた後にちょっと悪い箇所が2箇所あるのは分かっていたけど、雪がついているから簡単になってるはず、とノーロープでいく事に。
しかし、結局ここも結構悪くてお助けスリングを出してもらって引っ張ってもらったりしてしまいました。。
中道についたら15:30!
ちょっと休憩してすぐ下山開始。しかし途中裏道との分岐で「同じ時間がかかるなら、行った事のない裏道経由で下山してみようか」と思い、裏道へ続く道を選んでしまいました。
この道が非常に歩きづらくて、精神的にも肉体的にもかなり応えました。途中私だけ一瞬動物のトレースを追っていたりしてまた2人を待たせてしまいました。
ギリギリ暗くなる前には下山できたものの・・反省の多い山行でした。ほろにが過ぎるリーダーデビューです。
この日の晩はちょうど東海の新年会が行われ、天狗チームはいけるのか?!が議題にあがりました。そして色々な人にアドバイスをもらう中、リーダーの役目についての考え方が明確になってきたと思います。
東海ボッカ王ワン・ツーという心強い仲間なので、後はリーダーがしっかりすれば天狗は成功するはず・・!リーダー修行頑張ります!
そしてその夜のボッカ王・・。ココロヅヨイ・・・?