水遊びがエスカレートして、ついに沢登りに行ってしまいました。G&しも。
釈迦が岳西面にあるツメカリ谷は初心者向けの人気ルートで、登攀要素は非常に少なく、どっちかというと泳ぎ系の沢です。危険を感じる場所はほとんどありませんでした。まあ今年は少雨で水量が少なかったのではないかと思います。 水量が多ければ状況は変わるでしょう。
10:55 朝明渓谷駐車場出発
なんでこんなに遅いかというと、ちゃんとした理由があるのですが、まああんまり自慢できる話でもないので、「続き」のところに書きます。暇な人は読んでください。
朝明からボッカ訓練でおなじみのハト峰峠まで上がり、そこから釈迦方向に少し登ったところにある白滝谷のコルから滋賀県側に登山道を降ります。
12:25 神崎川本流出合
ここで休憩して、沢の衣装に着替えます。今回新たに購入した兵器は、モンベルの「サワーシューズ」。簡単に説明すると、ネオプレン製の地下足袋にフェルト貼り付けて、紐で閉めれらるようにしたものです。6600円。高いのか安いの良く分かりません。
これに履き替え、装備を防水して沢に入ります。

ツメカリ谷出合までは、こんな感じでジャブジャブとのんびり川を下っていきます。
13:15 ツメカリ谷出合
本流が大きく屈曲する場所なので、すぐ分かります。
沢の入口からしばらくは、両側の傾斜が強く、ちょっとしたゴルジュになってたりして、泳ぐしかありません。

しも隊長を先頭に、何箇所か泳いで通過
水温は最初は入るときは冷たかったけど、慣れると全然苦にならない程度です。
しばらく行くと、ゴルジュの行き止まりみたいなところに出ます。

泳いでいって、滝の左側に乗り上げて登ります。ここは水量が多いともうちょっと大変でしょう。
ここを越えると、沢は急に明るく(=暑く)なりました。

どこでも歩けそうですが、なるべく流れをなぞるように、泳げるとことは泳いで進みます。

何箇所か滝を直登しましたが、ここだけちょっと危険。なぜなら、他の滝は落ちてもドボンするだけですが、ここは落ちたら岩の上なので。

こちらは落ちてもドボンするだけの滝

終盤の休憩ポイント。リゾート気分です。

こんな人もいました。この人もリゾート気分な感じ。
15:30 標高780mぐらいの地点。
ここから右(南)の尾根を越えて白滝谷に戻りますが、ルートがあまりはっきりしないので注意が必要。
ポイントは、沢が左にゆっくり屈曲して暗い森の中に入っていき、しばらく行くとたくさんマーキングがしてある場所があるので、そこから右に入ります。
水がちょろちょろ流れるルンゼに入って、踏み跡のあまりない泥のルンゼを登ります。泥のルンゼはいくつも分岐してますが、なるべく真南に向かうようにしばらく登ると、10分ほどで踏み跡のある尾根に出ました。この尾根は正しく東西の方向に走っているので、ツメカリと白滝谷を分ける尾根に間違いなさそう。下りやすそうな場所を探してルンゼに入っていくと、さらに10分ほどで白滝谷の登山道に出ました。16:00.
ここで普通の靴に履き替えて、しばらく休んでから朝明に戻りました。
17:10 朝明駐車場
慣れないことをしたので、どっと疲れました。

サワーシューズ
ネットの評判では、脱ぐのが大変ということでしたが、私は簡単に脱げました。しもさんは大変だったようです。
別途、先割れの靴下が必要ですが、これはどうせ濡れるので、何でもいいような気がします。