秋晴の三連休で小川山フリー三昧ツアーに行ってきました!
メンバー:リーダーはさやん、とくさん、iwa、mathu、waka(記)
一日目は小川山物語(5.9)をしたくて父岩へ
成果at父岩
小川山ストリート(5.9)
iwa OS/とく TR一撃/mathu TR/ハサ TR一撃/waka OS
モラリスト(5.10a)
ハサ OS/waka TR一撃/mathu TR
弱点主義(5.10d)
iwa RP/ハサ TR/とく TR一撃
タジヤン(5.10a)
waka RP/ハサ TR一撃
でもやっぱり看板課題は人気なので他の課題を触ってみました。iwa、mathu、とくさん組とはさやん、waka組で登りました。
今回は先輩無しで若手と新人ばかりです、それが不安でもありワクワクでもあるところ。
緊張のスタートでしたが、ハサヤンが景気良くモラリストを一発目にOSで飾ってくれました。
さて小川山物語の順番待ちの昼寝をしていたつもりのiwaチーム。いつの間にか現れた大学生パーティーに寝起きをつかれてしまい、結局諦めて全員兄岩に移動。登ってみたかった…

小川山ストリートを登るmathuさん。力の抜けたリラックススタイルが印象的でした。
成果at兄岩
Sunday(5.9)
iwa RP/とく、waka TR一撃/ハサ、mathu TR
もみじ(5.10a)
ハサ OS / waka、とく RP一撃
ウォーリーを探せ(5.11a)
iwa TR
気をとりなおして今度はみんなでクラック。Mr.パーフェクトことiwaさんにTRを張ってもらい全員TRで兄岩2Fに引き上げてもらいました。ここは初めてです。
出発前に、Gさんが頼りない私たちにお勧めルートを貴重なトポ付きで教えてくれましたが、その中にあった、もみじ。是非登っておきたいところです。
もみじをハサヤンOS、私はRPすると今までTRで我慢していたとくさんも初めてリードでトライ!楽々の完登でした。
しかし今振り返るとこれを皮切りにこの3人の激しいバトルが始まった気がします…
さて一日目はこれで終了。秋の日はツルベオトシナリ。
夜は今回もハサシェフによるシチューディナーがふるまわれました。
中学生レベルのピンク系トークで盛り上がっている裏側ではハサ、waka、とくによる日本酒つぎ合いが激しく交わされ、少しでも互いの明日の成果を落とす作戦が火花を散らしており、焚き火が消えそうになるとその度にハサヤンが薪を追加、なかなか寝かせてもらえないのでした。
二日目 今日はハサヤンが因縁のルートがあるというのでソラマメへ
成果atソラマメスラブ
ソラマメ(5.9+)
ハサ、とく、waka RP/mathu TR一撃
帰ってきたタジヤン(5.11b)
iwa、waka リード/mathu、ハサ TR
ソラマメハング(5.10c)
iwa とく RP/ハサ、waka、mathu TR
ソラマメハングスーパー(5.11d)
iwa TR
ロングロングアゴー(5.10b)
ハサ、とく RP一撃/mathu TR
去年の小川山でロングロングアゴーでフォールしたハサヤン。因縁の回収をするぞ!と張りきっているかと思いきや当の本人は二日酔い。
フッフッフッ!今日は大人しくしていてもらおうか!
岩場についてまずソラマメスラブでアップしてるといきなりiwaさんが帰ってきたタジヤンに本気トライ。
しかし核心越えれず爪に内出血の負傷を追って途中敗退。痛そう…
iwaさんがやってみたらとお勧めしてくれたので私もTRをたらしてトライ。
そしたら意外にも核心越えれてしまった!これはと思い、みんながソラマメハングで盛り上がる隣で静かにRP狙いで本気トライ。
結局2便出しましたが核心越えれず敗退。これをとっときゃ、かなりボーナスポイントだったのに!次は絶対回収だっ!
でもこの一本がとくさんの「僕たちの小川山物語、心に残った名勝負BEST3」に入りました。とくさんの心の鐘を鳴らせただけでも満足です。

核心で動けないiwaさん。本当に惜しかったwaka野郎さんのトライは私の中では一番心に
残りました。by toku
さて私がスラブでずるずるしてる横で、とくBEST3のうちの一本が登られていました。
ソラマメハングを一本目TRノーテンで登り、そのあと一撃でRPした、とくさんの一本。そう、自分の一本もBESTに入ってました。。
見てなかったので残念です!いい登りだったみたいですよ。
ハサヤンもいつの間にか元気になって因縁の回収も無事完了。
ここでiwa&mathuさんが帰る時間になったので私たちも場所移動。
iwaさんは今回収穫なかったと嘆いてました。mathuさんはソラマメスラブノーテンが収穫かな?二日間お疲れさまでした!
次なる岩場はおにぎり岩だ!と3人でさまよっていたら、屋根岩一峰の純情岩なるところに間違えて着いてしまいました。
でもなんだか面白そうなのでここで遊ぶ事にしました。
成果at屋根岩一峰純情岩
純情太平のかかってきなさい(5.10b/c)
とく TR一撃/waka TR
スポンタ(5.10b)
ハサ OS/とく waka TR一撃
初めてで知らない岩場。ひっそりしてるし。
純情太平のTR掛けはハサヤンが各駅停車の何でもありで掛けてきてくれました。瑞浪のアストロドーム右にパワー系要素をプラスしたような課題です。
ノリにノッテルとくさんは渾身のノーテン。私はテン山。。難しい!けど楽しいルートでみんな満足でした。
次のスポンタは下部は棚フェイス、バンドをトラバースして上部は短いクラック。
これをハサヤン安定してオンサイト!
総合力を評価され、この一本がとくBEST3の最後の一本に入りました。おめでとうございます。
二日目もこんな感じで無事終了。RPてんこもりです。
明日はワケアリの一本のペツルのヌンチャクを巡って3人のペツルカップが開催されることに決まり、日本酒は一滴も飲まずに早寝をしました。
三日目 小川山欲張りコースにてペツルカップ
本日一番いい成果を出した人にはワケアリペツルが賞品として与えられます。
朝5時起きでバトルスタート!
成果atマラ岩方面
マラ岩 川上小唄(5.8)
waka、とく RP/ハサ TR
妹岩 龍の子太郎1P目(5.9)
ハサ RP/waka、とく TR一撃
リバーサイド ブラックシープ(5.9+)
とく OS/waka、ハサ RP
まずは去年Bさんに連れてきてもらった川上小唄。今年は私とハサヤンで新人を連れてこれました、良かった。
しかし今年もハサヤンは頂上で「コワイ」とつぶやいていた。

マラ岩のてっぺんでマラポーズ(笑)
次は龍の子太郎。これはハサヤン余裕のRP!次は2P目までつなげたいと意気込んでいました。
リバーサイドへ移動してブラックシープ。これもGさんのお勧めに入ってましたが、3人共これを見て全員一致で「やりたい!」と一目惚れ。賞品がかかってるのでポイントの高いOSを取り合って三人でジャンケン。とくさんがOS権を勝ち取りました。
いろんなムーブが出て来て意外に苦戦のとくさん。でもきっちりOSGET!
私とハサヤンは「ボルト下から直上すると5.10a」とトポにあったので挑戦するものの出来ずに同じ5.9のルートでRP。それぞれのムーブで楽しく登れて大満足の1本でした。
ここでテント場へ戻って急いでランチタイム。午後はボルダーに挑戦しました。とくさんもまだ小川山2回目なので色々やってみたいという事もあり、よくばりました。
成果atキャンプ場周辺ボルダー
ビクター コンパウンド4級
全員完登
金峰山岩 カンテライン 8級 全員完登、右手カンテ7級 とく、ハサ完登
キューブ マントル6級
誰も登れず・・
実はこの小川山の3日間、とくさんは一度もテンションをかけてませんでした。しかし!最後の最後、キューブのマントル6級でついに、ついにとくさんに土がつきました!おめでとうございます!・・いや間違えた、本当に残念でしたっ!
落ち込むとくさん。やっとこの絵面が撮れた。
土はついたものの、OSを決めたとくさんにペツルカップの1位が決定し、賞品の授与が行われ、しめやかにこの秋晴れの小川山ツアーが閉幕したのでした。みなさんお疲れ様でした。
リーダーから賞品のペツルのヌンチャクが渡されました
と、言っても名古屋に帰ってきたとたん夏の様なムーンとした空気が。いったい今って季節はいつなのか?体が混乱してしまいそうです。
追記:ハサヤン
去年の小川山では左手ひとさし指を口にくわえて大人しくしている光景だったが・・・
今年は一発目からマスターオンサイト!で好調発進!
RPもたくさん収穫しました。
やっと皆さんについて行けるレベルに少しなったかな・・・って感じになりました。
そしてまた更にフリークライミングが好きになった3日間でしたね☆
皆さんありがとうございます。
追記 toku
今回、小川山2回目ですが、ここは岩場までのアプローチが比較的短く快適にキャンプ
できる環境が素晴らしく何日いてもいいと思えるくらい気に入りました。
これはハサヤンリーダーの計画と準備のおかげです。いつも本当にありがとうございます!