iwaです。
今回kambaさんを通して関西クライマーの集まりであるウインター・クライマーズ・ミーティングにお誘いいただき参加してきました。
参加したのはkambaとBenとiwaの3名。
感想から言うと僕なんかがとてもお呼びもつかない方たちと一緒に登ることができて非常にいい刺激を受けてこれからの目標がはっきりした気がします。
同時に足りないところも山のように感じました。
それぞれ行ったルートが別々なのでそこは本人に書いてもらうとして・・・
このミーティングは本家クライマーズ・ミーティングの地方版。
去年は夏に錫杖で行われてましたね。
参加者は関西を中心に11名。
なかには著名なクライマーも参加していただきました。
藤内小屋をベースにして2日間の日程で行われました。
僕らには行き慣れた御在所ですが、いつもと違った人たちと登って違う表情が見えて楽しかったです。
今まで行けなかったところにも行けましたし。
他の人のクライミングを見て強さとか、巧さをひしひしと感じました。
お誘いいただいた関西クライマーの方々ありがとうございました。
また、一緒に登っていただいたクライマーの方々ありがとうございました。
まだまだ弱い僕らですが強くなってまたご一緒できたらなと思います。
そのときはよろしくお願いします。
以下はそれぞれの行動です。
【iwa】
25日 1ルンゼ中又〜バットレス左凹角
26日 前尾根
25日は3人パーティーで中又。
僕は全ピッチフォローで登りました。
中又は氷結はしていますが中は水が流れてて所々噴水になったり水たまりになったり。
いきなりびしょびしょになりました。
3ピッチで上までぬけて歩いて取り付きへ。
しかし若干間違えてしまい懸垂したり登り返したり・・・ちょっとした冒険でした。
取り付きに戻ってもまだ12時。
すぐ隣のバットレス左凹角も登れそうだったので面白そうな2ピッチ登ることに。
これもフォローで登りました。
核心は2ピッチ目のチムニー。
短いけど奮闘的でした。
ここは昼過ぎからの気温上昇で氷が・・・ベルグラが・・・
ここでも滴る水とチムニーでびしょびしょ。
こんな感じで1日目はびしょ濡れになって小屋に戻りました。
26日は4人パーティーで前尾根。
この日はレディース3人のなかに僕ひとり。
ちょっと肩身が狭かったです。
でも超強いクライマーと登れてビシビシと五感で感じました。
僕には何度も登ってる前尾根なので初めての方にリードしてもらいました。
終了点以外の残置は使わず登ってましたがプロテクションの取り方が絶妙でした。
勉強になります。
一つ一つの動きから強さがにじみ出てました。
P7、P6、P5、P4と順調に登ってましたがP4の終了点から身を乗り出すと予想外の暴風。
本当に飛ばされそうな風。
時間も微妙だしあまりの暴風に心が折れて撤退。
前日に濡れていたロープはカチコチに凍って「そうめん」みたいに。
50mのそうめんの出来上がりです。
低い気温と強い風と濡れたロープがあれば出来ます。
お手軽ですね〜。
今回一緒に登っていただいたクライマーの方々、本当にお世話になりました。
いつかまたご一緒させてください。
それまでにもっともっと強くなります!
kamba
私は1日目にバットレス左凹角、2日目に中尾根後半部を登りました。さんざんに通ったはずの御在所でもまだこんな楽しみ方ができるのかー、と御在所の懐の深さを感じました。
組むのが初めてのパートナーと行ったことのないラインを登り、とても刺激的でした。
これを機にもっといろんなパートナーといろんなラインを登りたいと思いました。そのためにももっと強くならなくては・・・。
↓左凹角
↓中尾根最終ピッチ
追記:B
私は前尾根と中尾根(ツルムコルまで)を登りました。
今回ミーティングに参加させて頂き、自分がやりたいことが何か、気付くことが出来た様な気がします。
今は、この気付きをベースにクライミングをしたいと思います。
2日間、本当にありがとうございました。また、よろしくお願いします。
今回の経験を会のメンバーにどのようにフィードバックしたら良いのか考え中です。