御在所山の家で行われた新年会の翌日、一度も登ったことの無かった雨乞岳に行ってきました。
メンバーは、G、しも、iwa の3人。
毎年新年会の翌朝は、酒残ってるは寝不足だはで、どうも出発するのがおっくうで、特に今回の雨乞はかなり遠いので、内心どうしようかな・・・などとひよってましたが、ふと横を見るとiwa君がでっかいカップうどん+串刺しになったモチを5つも6つも食べてるのを見て、私も覚悟を決めました。今日は頑張ろう!
さて雨乞は鈴鹿7マウンテンにも入ってる人気の山ですが、とにかく遠いので雪の多い真冬にはほとんど登る人いないみたいです。
歩き始めてすぐに追い越したオジイに聞いたら、「そりゃ無理だよ」とのこと。そのオジイによると雨乞は胸までのラッセルで、まだ今年は一人も登ってないそうです。かなりマユツバですが。でもそうなると急に気合が入ります。
9時頃歩き始め、三ツ口谷の分岐から先はラッセルになりますが、昨夜降った雪の下の雪は結構締まっているので、快調に進みます。10時前に武平峠のトンネル入口。トンネル越えて滋賀県に入ったところからワカンをつけて雨乞への山道に入ります。確かに最近人が入った形跡は無かったです。基本的にテープに導かれて進んで行きますが、一箇所完全にテープが途切れてしまうところがあり、だいぶ迷いましたが、何とか再びルートに戻れました。
御在所と雨乞を結ぶ郡界尾根に乗るまでは、延々と急斜面のトラバースが続き、所々悪い。ストックよりピッケルが欲しい感じです。ここまでで予想以上に時間を食ってしまいました。群界尾根を乗り越すポイント(11:30ごろ)からは、一般道を離れて尾根上を進むことにしました。 尾根上は藪も少なく、眺めもよく快適です。

いくつも小さいピークを越えて進む
三人山と呼ばれてる1014mのピークで12:30。帰路を考えると13:30が下山開始の限界なので、あと1時間の勝負です。とどくかなー?ギリギリだなあ。
ラッセルは深くは無いけど、雪が重くって苦しいです。
標高1200を越えると木がなくなり、急にガスってきて視界も悪くなりましたが、何とか一番高いところを目指して歩いていって・・・。

13:20。ぎりぎり間に合いました。かなり風強いです。
ここでクイズです。この写真には間違いがあります。何でしょう?
答えは「続き」を見てください。
山頂付近は、樹氷が綺麗でした。
下っている途中で、iwa君が「どっかで携帯を落としたかもしれない」と言い出して、かなりブルーな雰囲気になりましたが、帰りに雪面に刺さっているのが無事発見されて一安心。正直無理だろうと思ってたので、驚きました。

しっかり明るいうちに武平峠に戻って来れました。
駐車場8:50
武平トンネル入口9:50
群界尾根に乗るポイント11:30ごろ
三人山12:30
山頂13:20
武平トンネル滋賀県側入口15:30
駐車場16:30
7時間半歩きっぱなしで、iwa君を除いた二人はホントに久しぶりの山だったのでよれよれになりました。
群界尾根は御在所から雨乞につながっているので、次は冬にこれを縦走するのも良いかも。
クイズの答えはこちら↓↓