週末大寒波の予報のなか、24日にiwaさん、takaさn、アヤポン(記)の3人で目指すは鷲ヶ岳(立石キャンプ場〜鷲ヶ岳山頂往復)
高速を降りて何台もの除雪車とすれ違う。大型の働く車って、格好いいなぁ。
7時40分 takaさんは山スキーで。アヤポンは初ワカンで雪道を歩きます。
さて、予習の苦手なアヤポン。装着の仕方をイチからiwa先輩に教えてもらいます。雪の降る中グズグズしていると身体が冷える・・・
除雪の最終地点から山スキーのtakaさん先頭で出発です。次にiwaさん 続いてアヤポン。なんとラッセルは前のお二人にお任せの『お姫さま山行』!
車道脇の大きく育ったツララを見たり、積もった雪の感触を楽しみながら歩きます。
歩いているとフードのガサガサとすれる音が煩いのですが、立ち止まると微かに水の流れる音が聞こえるのみ。静かだなぁ。
8時40分 計画では出発地点の立石キャンプ場に到着。

鷲見の立石を通り過ぎ、歩きます。
taka さん、こちらを振り向き「ラッセルしなくてイイノ?」 この挑発を断る理由などありません。しかし、先頭きって突き進む膝ラッセルは、体力がもたず息があがって5分がやっと。しばし休んで2番手でtakaさんの山スキーの後を必死で追うがズボズボと膝まではまり、これまた5分。3番手に戻りiwa さんの歩き方を後ろから観察すると、踵をお尻の方へ蹴り上げている。雪を落としてワカンにかかる雪の抵抗を下げるそうな。足が沈み込むのは仕方ないけど、足を雪の上について一瞬間を置いてから体重をかけると少しは沈みが少なくなるそうな。
うーん、こういったコツは本を読んでも体験しないとわからないものです。そして雪って重たい!
雪は弱くなることもあるけど降りつづきます。
11時ころ いっぷく平の手前到着 山頂、いっぷく平は目指さず、ここでミニ雪上訓練をして帰ることにしました。
講師iwa さん 受講者アヤポン taka さんは滑れそうな斜面を見つけるため、辺りを散策@立った斜面でのラッセル Aビーコンの使い方
@ 膝の高さ辺りの雪を膝で押さえて雪を固めて足を乗せて体を上げる。これの繰り返しで階段状の道を作る。うまく足場を固められず、何度も雪に沈みました。隣では私の10倍の速さでiwaさんが上がっていく。
A 雪山に入る前のチェックの方法や雪に埋めたビーコン捜索。机上の雪崩講習を受けたはずなのに、実際の捜索は難しかったです。
takaさんは滑れる適当な斜面が見つからなかったようです。
12時10分 いっぷく平手前出発 帰りはラッセル跡が残っているから楽チン〜♪と思っていたら、雪が積もって下に行くにつれて跡が消えて歩行が辛くなっていく…
どうしたら楽できるのか、iwa さんの後ろでいろいろ試しましたが、人の足跡を歩くのが無難かと思いました。
立石キャンプ場からがすごく長く感じました。
14時ころ 除雪最終地点に到着。 滑れるような斜面がなく、ずーっと歩いていたtakaさん。ここの段差で約1m不意打ちで滑れました。(アヤポン目撃)
片付けをして温泉に寄って帰宅。
今回の山行で装備の確認(主に服装)や勘違い (ワカンは雪の上を滑るもの、沈まない。ラッセルは背丈くらいの雪を掻き分けていくものであって膝ラッセルは疲れるものではないと思っていたこと等) の修正ができたことも大きな収穫です。
iwaさん、takaさん 楽しくてためになる山行をありがとうございました!