越前甲と加賀大日山へ行ってきました。
メンバーは、いつものtokuさんとキスケ(記)です。
越前甲の南壁は、鎧壁と言われていて荒島岳に行ったときにその姿は確認していました。
辿ったルートは以下写真です。
この日は1:30名古屋出発。
5時過ぎに除雪最終に着き、5:40に歩き出します。
前日あまり寝れてなかったでしたがザックが軽く気持ちも軽いです。
ザックの重さは、tokuさん8.9kg、自分8.5kg。
今回から冬用ハードシェルパンツが新品になりました。前回のはヘタってしまって...冬靴もファントム6000のインナーシューズがヘタってきて、もともとシングルブーツが欲しかったものあり購入。
ヘタってきたのはそれだけ使ってきたって事か…いい風に捉えておこう。
さて本編へ。
越前甲に行くため、南尾根を目指します。
林道歩きも少なく雪をつないで登っていきますが、途中雪がなくなって藪漕ぎ。
新品の靴とパンツが・・・ドロドロ
藪もそこまで濃くなく、順調に高度を上げて南尾根の794mを目指します。
794m付近は、前日雪だったみたいで木の上から雪が落ちてきます。
しかし、平坦な為快適に登れます。
快適な尾根も、おわり881mピーク辺りでおわりそこからは、それまでとは違った異様な雰囲気になってきます。終始ガスに包まれている影響でしょうか・・・
さあこれから核心部の880m最初は、木登りでした。

ほぼほぼ垂直でしたが木はしっかりしていたので、問題なし。
藪も濃く藪につかまりながら登り途中雪をつないで登ったりしました。
急な登りも出てきたりして、総合力が試されますが結構易しめなので楽しんで登ることができます。
越前甲の手前から雪が増えそれまでアイゼンで足首程度だったのが、膝下ほどになる。
登っている最中、隣の斜面が雪崩れたようですごい音がしていました。
初めて聞いた雪崩の音、ガスってて何も見えなかったけど緊張はしました。
越前甲にはすぐ着き。広い頂上でちょっと休憩。
風が出るとすぐに僕は冷えるが、tokuさんはいつもベース一枚ホント寒さに強い。
山頂は少し雪がおおいのでワカンに履き替えて加賀大日山へ。
標高はあまり変わらず平行移動だが、ラッセルなのでまずまず疲れた。ガスも濃すぎて展望は全くない。
加賀大日山頂付近でブッシュが動いていてる・・・幻覚のようなものを見て加賀大日山に到着しすぐ下山。


山頂のポーズ
加賀大日山から少し戻り1287mピークを目指す。
ここからの地形は難しい為、予習をしっかりしたつもりであったが今回もできなかった。
難しいうえにガスっていて展望もないのでさらに難しくしていた。
結局帰りはtokuさんにルートファインンディングを任せてしまった。地形図は、ほんと難しい。
下山中、久しぶりに膝が痛くなったこともあり遅れ始めたこともあり、課題の多い登山だった。
結局、18時車に着き渡渉の練習をしようにも今週の雨で水量が多すぎてできず。
温泉とご飯を食べて帰ったら0時。
途中、あまりの疲れから車で仮眠。
さて、次は後立山縦走。
南アルプスの縦走以来、これを目標にしてきた。
そして、この冬の集大成だ。頑張ろう