雨の予報もありいつもの御在所テスト岩を変更し、南山の岩場で行いました。
ところが予報は外れて、暑いくらいの晴天。まだまだ豊田ボルダーのシーズンは遠そうです。
メンバーは、下さん、ben、toku、matsu、ue、naga、maimai、shimizu(記)
御在所テスト岩と違って、上部に安全なテラスがないので、地面ですべての講習をおこないました。
まずは、自己脱出。
ビレイの仮固定をして、救助を呼びに行く想定です。
もう一段ステップアップした内容としての、固定したロープを登り返して負傷者と合流、介助懸垂までの流れは今回はできませんでしたが、人里でのクライミングなら最低限のことはできそうです。
次は介助懸垂。
形を覚えるだけの知識より、実戦でいつも使っている技術を利用して、よりシンプルに考えて行なうことを意識しました。
1/3引き上げシステム。
クライミング中に負傷者を上に引き上げる場面は少ないかと思われますが、とにかく大変。
プーリーやタイブロックなど最低限は持つようにしないと、引き上げることは無理かと思います。
介助懸垂と、引き上げは南山の岩場では実戦に沿った雰囲気ではできなかったので、御在所などで復習をよろしくお願いします。
最後は、搬送方法。
ハーネスを利用してザックに固定して運ぶ方法が有効でした。
ロープを利用し、タンカを編んで
ロープで固定して、4人で担ぐ。
重症の場合はこれですね。
講習中に何度も言いましたが、形だけ覚えてもなかなか咄嗟には使えないってことです。
実践を想定して、どの場面でどの方法を使うのが最適か。どんな装備がどれだけ必要なのか。
実際の山に入ったときにパートナーと相談してみてください。