低山〜2000mくらいの山が結構好きなtokuです。
最近は、『美濃の山』を全3巻買って、地形図を見ながら魅力的な山や尾根を探す日々を送っています。
さて、タイトルの2つの山は、私が冬(できたら厳冬期)に行ってみたい場所です。
まだ一度も歩いた事がないので、ちょっと下見がてら登山を楽しんできました。
8月3日 冠山
こちらは『南尾根〜南壁』と『東尾根』の下見。Gさんが気になっている尾根は、この東尾根でしょうか。
冬季を前提としているので、冬季通行止めゲートや尾根の取り付きなどを確認しながら国道417号〜冠林道を進む。
私が考えている尾根の末端までは、ゲートから14kmも歩くらしい。

残念ながら上部はガスガス。でも、南尾根の雰囲気はつかめました。
これは、2月に行った『荒島岳南尾根』にかなり近いものがある。
そう。長くゆるやかな尾根で、おそらくは体力勝負が全てな感じですね。
そして、長い長いハードなアルバイトをこなした者には、メインディッシュの南壁が与えられ、美味しくいただくと山頂と言う、アルパインクライマーの好きそうな課題では??(南尾根がもう少しハードだと、より良いでしょう)
真っ白な山頂でコーヒーとお菓子で時間を潰すものの、晴れる気配がない。
残念だけど山頂からの景色を諦めて下山していたら、冠平でガスが少し晴れてきました。
東尾根は、10分に一度しか姿を見せてはくれませんでしたが、私の心を充分にワクワクさせてくれました。

これに雪がドッサリ付いたらどうなるんだろうか?非常に気になりますね。
ただし、この尾根は『シタ谷』に落ちているので、冬季は谷の通過がまず問題になりそうです。
こんなにカッコよく、しかも登山道から見える尾根なのに記録を見ないと言う事は、必ず何かしらの理由があるのでしょう。

冠峠に着くころには、南壁も姿を見せてくれました。

南尾根取付き付近から見た、冠山。山頂から右側に落ちているのが東尾根。
8月4日 三方崩山
こちらも同じく『南尾根』と、そこから『大ノマ谷に落ちる岩稜』の下見。
しかし、今日もガスガス。晴れる気配はない。

たぶん、これが『第4岩稜』なんだろうけど、あまり自信がない。
結局、これが本日一番のショットでした。
でも、ヤバそうな雰囲気は伝わりました。

晴れないガスと私の気持ちを、かわいいお花たちが癒してくれました。

登山道は、ヤセ尾根や落ちたら死んでしまうようなルンゼも意外と多く、こちらも雪がドッサリ降ったら楽しませてくれそうです。
素敵な低山、低山だけど素敵な山(どちらも山に対して失礼な言い方ですね)を知っている方がいたら教えて下さい。