8月初旬ueの
記録を見たときから、久しぶりに北アルプス歩きたいなって思ってたのが、ようやく実現できました。
ルートは西穂から槍ヶ岳の超メジャールートですが、この時期に歩くのは初めてです。
メンバーはshimizu単独。
10/4
6:00新穂高ロープ 〜 7:00西穂山荘 〜 13:00奥穂高岳 〜 16:00北穂高小屋
ロープウェイは普段は8時が始発ですが、週末に限っては6時に第2ロープウェイのみ出発するようです。
ですので鍋平駐車場に停めて、始発を狙います。(この判断が後で痛い目を見るのですが、、、) 並んでいる人も結構いましたが10分前に到着で余裕。土曜日の始発だとこうはいかないのかも。
西穂高の頂上までは、ウォーミングアップ的な感じで大勢の登山客と一緒に登ります。
しかし、その先は全く人がいません。きっと小屋泊でジャンダルムを越える人は、もっと早い時間に出て行くのですね。静かな登山を楽しめました。
西穂奥穂縦走は、私が東海山岳会に入会した冬に、kambaさんと越えています。
冬の北アルプス縦走は初めてで、緊張やら失恋のショックやらで当時のことはあまり覚えてなかったんですが、改めて来てみたら色んなことが思い出されます。
例えば、二日目のテン場にした天狗のコル、西穂から全然近いんすね、、、結構苦労して行き着いたのに。
とか、奥穂頂上からの先でちょっと入り込んでしまった「間違い尾根」も、こんなん間違えるわけねーし!って感じだし。
なんか逆に新鮮で楽しかった。
そんな感じに楽しめたのも、奥穂まで。やっぱり体力不足だし高所にも慣れてない。
その先は一般登山者にも抜かされるペースで、数歩歩いては休憩の繰り返し。北穂に着きました。
10/5
6:00北穂頂上 〜 7:30南岳 〜 10:00槍ヶ岳 〜 12:00槍平小屋 〜 15:30新穂高温泉
北穂周辺のドーム、滝谷などは入会した年の夏合宿で訪れています。
まだアルパインクライミングとは何なのかもよく分かっていない自分を、よくぞ連れて行ったなと思い感謝してます。
昨日午後から違和感を感じ始めた左膝の調子が悪い、ストレッチもろくにやらずに寝たせいか。
南岳新道から下山しようかとも悩んだけれど、槍ヶ岳まで狙う。
一昨年の冬に問題を起こした横尾尾根を右に見ながら、当時の強風を思い出す。
槍ヶ岳の山頂に立てば、厳しかった北鎌尾根、kambaさんとの握手を思い出す。
今回は回想山行ですな。 歳とったものです。
さて、違和感を感じていた膝は、槍平小屋を過ぎたあたりから激痛に変わり、まともに歩けなくなってしまった。
普通なら諦めてヘッドランプを出して長期戦に臨むのだが、なんせ車は鍋平に置いてある。ロープウェイ最終までには乗って上がらなければならない。
延々と思える長い道を足を引きずり、「痛みに耐えてよく頑張った!」自分に言い聞かせて歩きました。
今回、天気予報では快晴だったので期待して行ったけれど、あまり景色は見れず。夜は本当に寒くてつらかった。
数年前からテントで寝ることが苦手になっていたけれど、一人になったとしても相変わらずで、ほとんど寝ることができなかった。
膝の痛みは深刻なものではなく、腸脛靭帯炎だと思われトレーニング不足が原因です。
月末のボッカ訓練までには復活させて、参加。正月山行も今年は行きたい。
※なぜか写真を載せると逆さになってしまうのでやめておきます。