2004/2/7

白血病とは  白血病について

 血液細胞の「がん」です。白血病細胞の増殖のため赤血球・正常な白血球・血小板が減少し、感染や出血しやすく、貧血になったり、臓器への浸潤もあります。白血病には急性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病・慢性骨髄性白血病・慢性リンパ性白血病・その他の白血病があります。急性白血病の場合、すぐに治療をしないと死に到ります。 

 急性白血病(骨髄性・リンパ性)は悪性腫瘍全体の3%以下の頻度ですが、若い人にでは死因の上位を占める代表的な悪性腫瘍です。そのため、映画・ドラマ・小説などの題材になりやすいですね。最近亡くなられた本田美奈子さんや少し前に発病した市川団十郎さん、渡辺謙さん、骨髄バンクのCMに出ていた故夏目雅子さんなど有名人の方も多いようです。でも実際の患者さんはそう多くはありません。わが国での成人の急性白血病の有病率は、人口10万人あたり約6人と推定されています。

 私は急性骨髄性白血病(AML)、FAB分類 (FAB分類とは、Fはフランス、Aはアメリカ、Bはイギリスの研究者により提唱、改訂されてきた急性白血病の病型分類です。)でいえばM4Eoです。
 
 病気の診断は血液検査・骨髄穿刺(マルク)で採取した細胞の顕微鏡検査・遺伝子検査・染色体検査等で行います。
 
 病気の原因は放射線被曝・ベンゼンなどの特別な化学部質・抗がん剤の治療関連・ウイルス感染などの報告もありますが、大部分の白血病は他のがんと同じく、まだ特定の原因は不明です。がん遺伝子が活動し、がん抑制遺伝子が働かない状態という遺伝子の変化が次々に蓄積されて発病すると考えられています。
 
 治療法は主に化学療法と骨髄移植(造血幹細胞移植)です。化学療法は抗がん剤の注射であり、その治療は@寛解導入療法A地固め療法B維持・強化療法の三段階に分けて行います。骨髄移植(造血幹細胞移植)は超大量の抗がん剤と全身の放射線照射の処置後、健康なドナー(提供者)の骨髄液を移植する治療法です。
 私は化学療法を入院で計6回行い、その後、骨髄移植も行いました。
 
 (以上白血病については 国立がんセンターのホームページや
「もっと知りたい白血病治療」宮崎仁著 医学書院2003年6月を参考にしました。)
 
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