2004/3/10

地固め第一クール  闘病の記録「化学療法編」

 地固め第一クールは比較的苦しく、寛解導入にないしんどさがありました。また、一般の病室にもどった戸惑いもあり、些細なことですが、慣れるまでには時間がかります。

 だるさ・胃の重さ・筋肉の重さなどにくわえ、痔の痛み、その処置にうんざりし、また点滴の痛みや点滴もれ・点滴つまり等のため、苦痛で「天敵」となってしまいました。こんなときは生死の問題よりも目の前のこと、例えば外泊で何を食べようか、何をしようかなどを考えてしまい、あまりむずかしいことは考えられないものです。
 
 でも、夜眠れない時には変わります。そんな時、無力感におそわれたとき、「祈ること」を考えました。祈ることによる治療効果はあるといわれていますが、自分の知らぬところで「祈られること」による治療効果もあるという研究もあるようです。祈りは単に自分のためにするのでなく他者のために祈る、祈りによって人は生かされると感じました。

 なにもできないと思っていても、たとえ寝たきりであっても祈ることができるし、祈られている。人は決してどんな時でも無力でない、存在意味がある。そんなことを考えました。
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