2006/2/27

がん専門医もがんになる  患者学入門「がん生還者」

 先週発行の「AERA」(2006.2.27号)からですが、「がん専門医のがん養生」という記事がありました。タイトル通りの内容の記事ですが、一つ気になる内容がありました。

 それは国立がんセンターの垣添総長自身が二度のがんを患っていること。そして、「がんセンター中央病院の部長のほぼ半数ががん経験者でしょうか」と語っていることです。日本のがん治療の中心の病院の現役医師でもがんに多くかかるわけですから、一般市民がかかるのは避けられないように思います。

 でも嘆いているだけではいけません。少し前で記憶が定かでないのですがアメリカのABCテレビがアメリカのがん患者の死亡率が初めて低下したという報道をしていました。がん患者は減ってはいないのでしょうが、死亡率が低下したということではないでしょうか。

 そこでは、その理由として、禁煙を中心とする予防、マンモグラフイ等の普及による検診率の向上、抗がん剤を中心とした新しい薬物療法の進歩、患者にあまり負担にならない治療法の開発などがあがっていました。

 
 がん患者の増加は避けられなくても、死亡率を低下させ、生存率をあげることは、わが国でも可能ではないでしょうか。

 
 追伸
 アメリカでのがん死亡者が減ったという内容の記事が別のサイトで発見しましたので紹介します。
 
 NIKKEI NET いきいき健康
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060216hj000hj
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2006/2/24

テレビ中継  毎日父さん

 今日の早朝(日本時間)トリノオリンピックの中継を御覧になった方は多いと思います。(私は寝ており、あとから知りましたが)みごと荒川静香さん金メダル獲得おめでとうございます。
 メダルには届かなかったですが村主さん、安藤さんもよく頑張ったと思います。

 さて、このオリンピックテレビ中継、衛星中継となり24時間の生中継が可能となりました。それ以外にも、生中継がこのオリンピックの間もありました。国会中継です。党首討論や政治倫理審査会の中継が行われました。私はニュースでしか知りませんが、内容はいま一つ何か議論や追求が足りないように思いました。

 でも、国会中継は地上波のテレビ中継だけではありません。今日初めてインターネット国会中継なるものがあることを知りました。現在、衆議院厚生労働委員会では、医療保険制度、障害者自立支援法、介護保険法などが議論されていると思います。何が問題となっているのか。誰がどんな発言をしているのか。新聞や地上波のテレビにでない大事なことが議論されているように思います。生中継だけでなく、ライブラリーもあるようです。

 関心や興味のある方は一度どうぞ。

 衆議院インターネット審議中継 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
 


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2006/2/22

介護保険関係法令(案)が提示されました。  患者学入門「がん生還者」

 2月21日から27日に行なわれている全国介護保険担当課長ブロック会議で、介護保険関係法令改正(案)が提示されました。あわせて社会保障審議会介護給付分科会の答申をうけ、介護報酬改定案も提示されました。
おもな改正・改定内容は wam.net新着情報   http://www.wam.go.jp/ へ

 特定疾病に「がん」が加わるかどうか気になっていましたが、どうやら特定疾病に「末期がん」が(末期ということが気になりますが)この4月から加わりそうです。40歳以上から65歳未満の方は特定疾病によって生じた場合でないと介護保険の受給者になれませんでしたが、その特定疾病に末期がんが加わりそうです。もちろん医療保険加入者で要介護・要支援認定をうけた方という条件は必要です。
 
 また、難病の方・がん末期の方を対象に介護報酬に「療養通所介護費」、「短期入所療養介護日帰り利用」が新設されました。がん患者さんのデイケアというところでしょうか。どんな所がどんな内容でするか、注目したいところです。

 

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2006/2/20

EGO−WRAPPIN’(エゴ・ラッピン)  闘病の記録「骨髄移植編」

 骨髄移植の前処置は大量の全身放射線照射と大量の化学療法が行われます。

 大量の放射線照射は準備をふくめ、片側で30分ほど全く身動きがとれません。動くと、正確な照射ができないからです。また、治療中機械音がかなり大きく、これが不快ですし、2日目ぐらいになりますと、船酔いのような症状もでます。そのため気分転換のために持参した好きなCDをかけてくれます。

 私は何枚か用意し、その日の気分でCDを選びました。そのうちの一枚がエゴ・ラッピンです。このCDが流れて、若い放射線技師さんたちは「昭和歌謡だ」と叫びました。私は「いえいえ、『平成』の昭和歌謡です」と答えました。

 エゴ・ラッピンは中納良恵さんと森雅樹君の二人のコンビです。歌詞も書く良恵さんのヴォーカルもいいのですが、森君の無口なギターの雰囲気が好きです。ヒット曲の「色彩のブルース」はまさしく昭和歌謡ですが、少し前の「満ち汐のロマンス」のアルバムが好きです。
 
 「かつて」「Calling me」「Wherever You May Be」などを聞きながら、無菌室の窓からビルの谷間に沈む夕日を眺め、その向こうの町並みや海を想い描きながら、過ごす時は暫し苦痛から解放されました。

 EGO−WRAPPIN’   http://www.egowrappin.com/
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2006/2/16

診療報酬改定案を答申  患者学入門

 中央社会保険医療協議会は15日、06年度診療報酬改定案を厚生労働大臣に答申しました。
 
 診療報酬は医療機関への報酬であり、患者側からすれば負担金(保険料をふくめて)になります。また、医療制度の今後の方向性をみる鍵になります。診療報酬で医療機関の行動を誘導し、可能であれば、法制度等をかえていくことは過去たびたび行われてきました。

 今回の改定では小児医療で乳幼児深夜加算、禁煙治療にニコチン依存管理料の新設、臓器移植など高度先進医療の保険適用化などが行われます。

 中央社会保険医療協議会議事録 http://www.mhlw.go.jp/shingi/chuo.html
 
  
 改定のポイントはRead Moreへ



 
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2006/2/15

医療費控除について  患者学入門

 所得税の確定申告の時期です。医療費を多く支払った患者さんにとっては医療費控除の対象になられる方も多いと思います。該当者の方は手続きしてみましょう。

 平成17年中の生計を同じくする家族全員の医療費が10万円または年間所得の合計額の5%のいずれかの低い額を超えた場合に対象になります。

 医療費控除額=医療費の支払額−健保・損保・生保給付金等−10万円または年間所得の5%の低い額(最高で200万円まで)

 医療費の計算は結構めんどうです。エクセルでするのもいいですが、無料でダウンロードできる医療費控除の計算ソフトもあります。検索サイトで探してみてください。でも、計算結果は保証しませんという但し書き付です。

 私も計算してみました。骨髄バンクの費用や通院交通費なども算入したのですが、健康保険の高額療養費や民間医療保険の入院給付金等が上回りわずかながら足りませんでした。それだけ、皆さんの保険料で助かったということでしょうか。


国税庁タックスアンサー  http://www.taxanswer.nta.go.jp/index2.htm



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2006/2/14

「アガリクス」で発がん作用促進   患者学入門

 毎日新聞(2月14日朝刊)の記事によりますと
 「厚生労働省は13日、キノコの一種「アガリクス」を含む健康食品で発がん作用が促進されるとの動物実験の結果が出たとして、「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒」を販売するキリンウェルフーズ社(東京都)に対し、自主的な販売停止と回収を要請した。キリンウェルフーズ社の野中淳一社長は同日会見して謝罪し、すべてのアガリクス製品の販売中止と回収を表明した。(以下略)」
とのことです。製品自体には発ガン性ではなく、動物実験で発がん作用を助長する結果がでたとのことです。

 アガリクスは薬ではなく健康食品であることを確認しておく必要があるでしょう。薬ではありませんので、治療効果を過剰に期待するのはまちがっていますし、治療効果を過剰に宣伝するものは疑ったほうが無難でしょう。中には健康を害する事例もあります。

 また、そもそも、「薬」には「両刃の剣」の側面があります。抗がん剤はがんを治療しますが、発がん性があるものもありますし、副作用もあります。効果と害とを秤にかけて、使用するわけです。




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2006/2/14

トリノオリンピック序盤  毎日父さん

 トリノオリンピック序盤。日本の選手の活躍がもうひとつなのは残念ですね。でもアイスホッケーなどは参加することもできなかったわけですから、参加することにも意味があると思います。

 フィギィアペアのアメリカ代表の井上怜奈選手もメダルは逃しましたが、がんばりました。お父さんの死と自らの肺がんを克服し、健闘したのは立派です。

 詳しい井上選手のことは「ほたるのひとり言」でね。

 

 

 
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2006/2/13

日本造血細胞移植学会総会が開催されます  患者学入門

 第28回日本造血細胞移植学会総会が2月24日(金)から25日(土)にかけて東京国際フォーラムで開催されます。
 
 シンポジウム・学会発表の他に、市民公開フォーラム「より良い移植医療のために 患者・家族を囲む支援体制の向上」も行なわれます。また、シンポジウムにも患者さんが参加しているプログラムもあります。

 盛会をお祈りいたします。

 第28回日本造血細胞移植学会総会 http://www2.convention.co.jp/jshct28/
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2006/2/11

退院後6ヶ月前後の様子   闘病の記録「骨髄移植編」

 外来通院時の採血で骨髄移植後ずっと手首からの採血でしたが、温めながらですが、初めて普通に肘の内側から出来るようになりました。採血室のスタッフ泣かせの患者ですが、少しは扱いやすい患者になったでしょうか。血管の回復を感じます。

 免疫抑制剤プログラフが1日あたり1.5mg〜1mgと減りました。明らかなGVHDがみられないためです。

 いつのまにか、胃の不快感・膨満感はあまり気にならなくなりました。食欲もあります。

 職場復帰にむけて、パソコンや読書で頭の回転をもどし、集中力も取りもどそうとしました。でもあせってはいけません。1日、1日できることを積み重ねていく気持ちは忘れてはいけません。
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