2006/5/28

人は亡くなったら星になる?  毎日父さん

 かなり前(1968年)に公開された映画で「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック監督)という作品があります。当時の撮影技術を駆使し、リアルにかつ想像的に宇宙旅行を描いたもので、内容については評価がわかれますが、SF映画ファンには忘れがたい作品だったと思います。

 その映画のノヴェライゼーションのアーサー・C・クラーク原作「2001年宇宙の旅」のまえがきにこんな一節があります。

「今この世にいる人間ひとりひとりの背後には30人の幽霊が立っている。それが生者に対する死者の割合である。時のあけぼの以来、およそ1000億人の人間が地球上に足跡を印した。
この数字は興味深い。というのは、奇妙な偶然だが、我々の属する宇宙、この銀河系に含まれる星の数がまたおよそ1000億だからだ。地上に生をうけた人間ひとりひとりのために、一個ずつ、この宇宙では星が輝いているのである。」(早川文庫 「2001年宇宙の旅」)

 人は多くの星に見守られ、人が亡くなったら星になるという話は本当?なのかもしれません。
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2006/5/27

葉っぱと空  お散歩カメラ

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       若葉が輝いている
    
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       雲が流れていく
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2006/5/27

命を育む  患者学入門

 今日のヒストリーチャンネルの「宇宙 未来への大紀行」(NHK製作)でこんな事が紹介されていました。

 長期間の宇宙旅行や宇宙での生活をする際、宇宙飛行士の数多くの心身の問題があり、その一つに宇宙空間での狭い空間での孤立と精神的ストレスがあります。このことを解決するために地上での模擬宇宙船で、ある実験がおこなわれました。
 それは「小麦」を毎日数分ずつ、世話をして育てていくというものでした。そして「小麦」を育てない時よりも孤立感や精神的なストレスが少なかったという実験結果がでました。
 実験に参加した人の感想で、小麦を育てることで地球の大地を思い出し、仲間との会話を増え、精神的におちついたと話していました。

 ヒトも生命体である以上、誰でも命を育てていく力があると思います。その力は次世代のためだけでなく、今の自分自身の生きる力にもなるでしょうし、仲間を作ります。命を育むことは人が人として成る以前から行われたことです。
 人は植物を育て、動物を育て、人を育て、命を育む。そのことで生きる力を得るのではないでしょうか。


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2006/5/27

職場復帰2ヶ月 退院後9ヶ月前後の様子  闘病の記録「骨髄移植編」

 免疫抑制剤 タクロリムス(プログラフ)の処方がなくなりました。GVHD(移植片対宿主病)があまり出ないためです。また血液検査のデータは多少高い、低いはありますが、大きな異常もありません。

 骨髄移植推進財団の医療委員会調査でも、約4割弱の方が1年以内に服用しなくなっていますので特にはやいというわけではありません。回復への一段階です。
他方、移植の先輩患者さんのアドバイスは、免疫抑制剤が切れる時に体調を崩しやすいので注意するようにとのことでした。あらためて、病気のパンフレット・本を読み返し、慢性GVHDについて確認しました。易感染性もあり、口腔・皮膚・粘膜・臓器への症状など引き続き注意しないといけません。

 業務量や内容について配慮してもらっていても、仕事はやはり忙しく、体力・集中力などの総合的な能力低下もあり、時間が過ぎてしまいます。それは決して無為なものではなく充実したものではあるのですが、身体的な疲労は否めません。
 食事・睡眠・排泄の基本的な生活習慣は正常ですし、発熱もありません。
「マイペースで無理なく、疲れをためずに」を呪文のように唱えて生活しています。
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2006/5/14

一坪の庭  お散歩カメラ

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      我が家の庭の花です。妻が苗や種から育て花が咲きました。
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2006/5/4

へたも絵のうち  毎日父さん

熊谷守一展を見てきました。

私が好きな絵は彼が晩年に描いた自宅の庭の植物や虫、小動物、寝る猫です。
サインを「クマガイモリカズ」とカタカナで書いていますので、これらの絵を見た人が小学生の絵と勘違いしたくらい、シンプルですが力強くいきいきした楽しい作品です。まさしく「へたも絵のうち」です。

また、絵だけでなく、仙人のような風貌や生活、「もっとほっといて長生きさせてくれ」というような自由な精神は多くの人の憧れです。

しかし、著名な画家の多くがそうであるように、彼も最初からこのような画風に達したわけではありません。
彼もまた、生の営みとともに作風も変わっていきます。私なりに感じたことを書きますと、
20歳代の「自画像」は少し自意識過剰とも思われる感じがします。
30歳代の「馬」の絵は何とか対象を捉えたいという思いが伝わります。
48歳で次男を亡くした時に描いた「陽の死んだ日」は30分で描いたという激しい感情そのものです。
67歳で長女を亡くし、後に「ヤキバノカエリ」を描きますが、この頃より作風がかなりかわってきます。
晩年はあまり遠出ができなくなり、自宅の庭(といっても50坪あったようですが)の植物・小動物などを描きます。シンプルですが本質を描いているようにも思います。

私自身のことと重ね合わせますと、白血病のような病気にならなければ、老年にいたるまで、熊谷守一の絵に心を動かされることはなかったでしょう。
「ひとりたのしむ」「もっとほっといて長生きさせてくれ」という仙人の心境には至らなくても、彼の絵の素晴らしさが少しわかるようになりました。

熊谷守一展は5月28日(日)まで姫路市立美術館で開催されています。
姫路市立美術館 http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/
熊谷守一記念館 http://www.tsukechi.co.jp/ 彼の絵が見られます
熊谷守一美術館 http://www.kumagaimori.jp/
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