2008/5/7

多田富雄 死に至る病の諸相   患者学入門

 著名な免疫学者で、最近では自らの脳梗塞のリハビリテーションの体験から診療報酬のリハビリ制限の反対運動をされておられる多田富雄氏の自らの病についての記録が「現代思想」3月号(青土社)に掲載されました。

 キェルケゴールの「死に至る病」に模し「死に至る病の諸相」と題し、「絶望の病」を記録しています。
 脳梗塞で右片麻痺・言語障害・摂食障害の後遺症が残り、前立腺癌の放射線治療と持続導尿の苦痛(現在は自然排尿できているとのこと)の中での執筆であります。
 自らの「死に至る病」「絶望の病」の諸相を「突然の死」「受苦の果ての死」「悪液質の病」の3つに類型化し、まとめあげるその姿は決して絶望ではなく、死・苦難・苦痛に直面し、極限まで追い詰めながらも、なお生きていくという希望の姿といってよいと思います。あらためて敬服いたします。

青土社
http://www.seidosha.co.jp/

リハビリ制限についての 
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http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200804/505963.html
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