2010/5/9

命を削る  患者学入門

 毎日新聞5月9日(日曜日)朝刊(大阪版)に、「命を削る」と題し、高額医療の現状と課題についての記事が掲載されています。
 
 「医療が進歩し、以前は『不治の病』とされていた病気の有効な治療法が新たに登場する一方、医療費の高額化に追いつけない患者が増え、不況がその傾向に拍車をかけている。『命か金か』。理不尽な選択を迫られ苦悩する患者の実情を通じ、高額医療の現状と課題に迫る。」と。

 慢性骨髄性白血病の分子標的薬であるグリベック(イマチニブ)、乳がん患者の抗がん剤治療の事例や、NPO「日本医療政策機構」のがん患者・家族調査、東北大学のがん患者調査、東京大学医科学研究所の慢性骨髄性白血病患者の調査が紹介されています。

 分子標的薬であるグリベック(イマチニブ)は、慢性骨髄性白血病の有効な治療薬で標準的な治療法となっています。しかし、薬剤が高額でかつ長期に服用する必要があるといわれ、患者会も費用負担の軽減を求めています。
 外来化学療法や他の分子標的薬も治療費も高額で治療期間が長いのが実情で、患者には大きな負担になります。

 私の受けた骨髄移植でも入院中の医療費も高額で知られていますが、就労が困難な中での外来治療も、免疫抑制剤の服用が必要で、薬剤も高額です。(詳しくは私の過去ログ「闘病の記録」をご覧ください。薬価はかわっているかもしれませんが)
 
 がんで死亡する人が国民の30%を超え、男性の生涯がんの罹患率が2分の1といわれる中、がん患者を含めた一般の患者の高額療養費を超えた医療費の公費助成は財政的な観点からも難しいかもしれません。
 しかし、「費用が高額な治療を長期間にわたり継続しなければならない」場合は、何らかの公費の助成が必要ではないでしょうか。そのことは患者にとっても助かるだけでなく、後々の医療費の軽減を考えれば、決して高くつくのではないと思います。

 また、医療の充実は国家の経済成長戦略にも通ずることと思います。新しい治療法・薬・機器などの開発はもちろんですが、日本の特徴として既存の科学・技術の応用が得意ではないでしょうか。加えて、医療の場合、社会的な応用−すなわち社会的諸制度(医療供給体制・医療保険・公費負担制度など)の更なる充実が求められると思います。特効薬といえども、多くの人に使われなければ意味がありません。

 効果的で効率よく、安全で患者に負担の少ない医療はまだまだ可能だと思います。
トータルしての医療制度は他の国のモデルになることも十分可能だと思います。(現実にWHOヘルスレポート2000年では、日本の保健医療システムの達成度は世界一といわれていたのですから。)

 決して「命を削る」ことはなく、「命か金か」の選択を迫られることない医療であって欲しいと思います。

 毎日jp 関連記事
http://mainichi.jp/select/science/news/20100509ddm001040052000c.html

 
 がん先端医療を速やかに患者さんにとどけるには
  http://www5f.biglobe.ne.jp/~hiroba/foruminfo/20100509.pdf

 
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2010/5/5

「私は美しいものが好きだ」  

「私は美しいものが好きだ」 写真家 中山岩太

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「上海から来た女」も美しい  


 兵庫県立美術館
 http://www.artm.pref.hyogo.jp/
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2010/5/4

マン・レイ  毎日父さん

マン・レイ展  知られざる創作の秘密 

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http://www.man-ray.com/
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2010/5/2

新釈 走れメロス 森見登美彦作   毎日父さん

 表題をはじめとする古典的名作を、現代の京都の舞台に改変した作品集です。「孤高の腐れ大学生」たちが主人公です。
 
 「まんが喫茶から飛びだした芽野は河原町通を駆け、迷うことなく河原町OPAの脇にある路地をくぐり抜けて狭い路地裏へ走りこんだ。そうして京極東宝と八千代館の前をすり抜けて新京極のアーケードに入った。」

 「加茂大橋を渡るとき、傾いてきた黄金色の陽射しの中、北東から流れてきた高野川と北西から流れてきた加茂川の合流地点、すなわち「鴨川デルタ」と呼ばれる三角地帯で学生たちがわいわいと騒いでいるのが見えた。」

 学生時代を京都で過ごした元「腐れ大学生」の私は懐かしく読みましてもらいました。懐かしい地名や情景が思い浮かびました。「おー、そんなのところがあった。あった。」と。

 「活動寫眞の女」浅田次郎や「鴨川ホルモー」万城田学からも、また同じような印象をもちます。他の町では、なかなか味わえません。「学生の町」京都ならではと思います。
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2010/5/1

この木 なんの木  お散歩カメラ

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   街中の公園です
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