お知らせです。 AutopPageのブログサービスの終了により引っ越します。  https://blog.goo.ne.jp/tousan          毎日父さん「白血病日記」  「お気に入りに」などに登録の方は変更してくださいね。

2005/12/14

がん生還者4 アフターケアとリハビリテーション  患者学入門「がん生還者」

では、医療大国アメリカではどうしているのでしょうか?私はアメリカの医療・医療制度が必ずしも、すばらしいとは思いません。しかし、人口一人当たりの医療費の支出が日本の2倍以上で、ダントツの世界一ですので、いろいろな試みが行われているのも確かです。(OECD資料より)

アメリカのNCI(national cancer institute)のホームページでは「がん治療後の生活」というコーナーを設けています。そこでは@あなたの医療 Aあなたの身体Bあなたの心とあなたの感情Cあなたの社会関係D仕事と保険のような実際的な問題などの項目について実例をあげ説明しています。ここではその細かい解説は避けますので、詳しいことを知りたいかたはホームページを御覧ください。(翻訳ソフトを使ってくださいね。)

これらの項目については日本でも同様かと思います。すでに退院時の指導として、パンプレットを病院で渡された方も多いかと思います。病気によっても異なることも多いでしょうし、項目にも病院によって偏りがあるかもしれません。皆同じである必要は無いと思いますが、最低限のことは研究会等で議論していただいてもよいのではないでしょうか。


また、医療従事者が見落としやすい項目として気づいたところを書きますと、@後遺症の説明A併発病の兆候B再発時・転移時の対応(文書にしにくいかもしれませんので家族等への口頭になるかもしれませんが)C代替医療(特に、やってはいけないものについて)D家族関係上の問題E患者会や体験記などの紹介F職場・学校等の復帰のことG社会保障とりわけ介護保険・障害年金などがあるように思います。しかし、これらのことをパンフレットにまとめると膨大になり、きっといっぺんに理解困難になると思いますし、やっと退院するのですから受容れる気持ちにならないと思います。いくつかのテーマにわけて、冊子をつくり、通院の際、診察待ち時間に読んでもらうという工夫も必要ではないでしょうか。

それと、退院時の病状説明についてです。確定診断時、手術前、手術後などはどこの病院でも病状説明をしていると思いますが、退院時は意外としていないのではないでしょうか。やっと退院できるのですから、「それでよいではないか」と思いますが、あとになり「がん難民」となるより、退院時に今後のことをある程度方向づけることが必要と思います。私の場合、骨髄移植の退院の際、診療部長より詳細な説明を受けました。その中に「百歩のうちの一歩に過ぎない」の言葉があったのです。あらためてそれからが闘病の始まりであることを自覚したわけです。
0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ