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2011/3/27

患者必携 「がんになったら手にとるガイド」 が発売されました。  

患者必携 「がんになったら手にとるガイド」 が発売されました。
 
書籍版  1,260円です 発売 学研 http://hon.gakken.jp/book/1415810360
 
電子書籍 無料配信 学研  http://www.gakken.co.jp/news/digi/201103/pdf/20110310.pdf

また、国立がん研究センター がん情報サービス サイトより無料でダウンロ−ドできます。
http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/hikkei01.html#prg3_1

私も患者・市民パネルの一人として協力しました。

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2011/3/20

グレイ(Gy)とシーベルト(SV) 1  

 このたびの大震災での福島第一原子力発電所の事故は東京電力・自衛隊・消防職員・警察職員等の人たちの懸命な作業で何とか冷却水が投入されつつあります。しかし、今後については全く予断が許さない状況です。
 震災、津波に加え、原発事故という三重苦にも見舞われた皆様には大変な思いをされ、重ねてお見舞い申し上げます。

 加えて、避難指示や屋内退避指示の報道により、いわき市や南相馬市などいわば「風評被害」も起こり、必要な物資・支援が届かないという四重苦に見舞われています。あらためて、冷静な対応が必要と思います。

 しかし、目に見えず、感じることのできない放射線や放射性物質に対しては実態が分からず、数値だけ説明されて安全だといわれても、実感はわかず、不安は解消されないとも思います。

 そこで、医療という管理下ですが、大量の全身放射線照射を受けた私の体験を振り返る事で少しでも参考にしていただけたらと思います。大量の放射線照射を受け、その後骨髄移植を受け、5年半以上経過していますが、少なくても今、私は生きており、仕事をし、新たながんは発症していません。
必ずしも科学的に、医学的に妥当な記述になっていないこともあるかと思いますが、そこは参考のホームページで補っていただけたらと思います。
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2011/3/20

グレイ(Gy)とシーベルト(SV)2  

 当時の記録と記憶を振り返り、少し付け加えて記述します。

 大量の放射線照射は骨髄移植の前処置として行われました。前処置とは移植にともなう拒絶反応を少なくするために、骨髄の破壊をする処置です。加えて超大量の抗がん剤が投与されました。この前処置によって、骨髄の自力再生はできなくなり、骨髄移植をうけなければ、死に至る状態となります。
 もともと骨髄移植は白血病の治療というより、急性放射線障害の治療のために考えられたといわれています。

 放射線照射は移植前7日目〜移植前5日目(日数は移植前の日数)の3日間行いました。
1日あたり午前と夕方の2回 計6回です。
1回に2グレイ 計12Gy(グレイ)の照射を受けました。
1グレイは1000ミリグレイ・100万マイクログレイです。  
3日間で合計1200万マイクログレイの照射を受けた事になります。
今報道されている値とは桁違いに大量です。
(X線、β線、γ線の場合、1グレイが1シーベルトとのことです。3日間で1200万マイクロシーベルトということになります。)

 全身片側ずつ行ない、片側 位置決め15分 照射15分程度でした。 
1回の照射に合計1時間程度かかりました。
その間、遮蔽(砂袋で肺など放射線の影響を受けやすいところを遮蔽しました)の関係で動けません。また照射中、機械音が思ったより大きかったことを覚えています。

 最初の1日目はそれほど、つらくはありません。治療中流すCDの選曲ができる余袷がありました。ただ、頸部と下腹部の周辺が少し暖かくなったように思います。4グレイうけた事になります。

 2日目になるにつれ、めまい、嘔吐、ふらつき感がひどくなります。船酔いのひどい状態になりました。治療の帰りは歩けず、車イスとなりました。8グレイ受けたことになります

 3日目は病棟から治療の往復も車イスとなり、余裕が全くなくなります。嘔吐・めまい・頭痛がひどく、世界がぐるぐる回っているという感じでした。自分でははっきりしていると思っているのですが、妻は「あの時はおかしかった」と後日話してくれました。12グレイ受けたことになります。
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2011/3/20

グレイ(Gy)とシーベルト(SV)3  

 照射終了の翌日には心身ともに落ち着きました。しかし、そのまた翌日には大量抗がん剤投与が行われたため、あらたな苦痛が始まりますが、ここでは省略します。

 副作用はどうなのか。という点ですが、一般的には吐き気・嘔吐・脱毛・倦怠感・頭痛・皮膚のかゆみ発赤・唾液腺炎・口内炎・咽頭痛・永久不妊・下痢・腹痛などといわれます。私の場合もすべてありました。(不妊については確かめようがありませんが、性機能は年齢相応だと思います。

1200万マイクログレイでは骨髄移植しないと生命はないわけですが、
以前毎日jp の記事では (サイエンス 2009年7月31日付 広島原爆:カルテを入手し、 臨界事故で治療、医療グループが分析)
700万マイクログレイで100%死亡。
200万マイクログレイで5%死亡、脱毛症状。
100万マイクログレイでリンパ球著しく減(吐き気、嘔吐(おうと)、全身倦怠。
50万マイクログレイでリンパ球の一時的な減少 といわれています。

 この数値は短時間に放射線を浴びた場合であり、長期的累積の場合には異なり、もっと緩やかになるようです。

 3月20日付け朝日新聞のサイトによると福島県南相馬市で、20日午後3時現在の集計で毎時2.4マイクロシーベルト(グレイ)が測定された、とのことです。24時間で57.6マイクロシーベルト(グレイ)。仮に30日間滞在したとして1728マイクロシーベルト(グレイ)です。

 この数値をどう考えるかは皆さんで判断していただきたいと思います。

 ただ、1200万マイクログレイ(シーベルト)の放射線照射を受け、その後骨髄移植を受け、今元気に生活している人が数多くいるということは事実です。毎年このような治療(放射線量は異なりますが)を日本で千数百人受けている事実を受けとめて欲しいと思います。

 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/index.shtml

 がん情報サービス 造血幹細胞移植
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/HSCI/index.html

 

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2011/3/20

グレイ(Gy)とシーベルト(SV)4  


 吸収線量:グレイ(Gy)
ある物質によって、吸収された放射線のエネルギー。1Gyは物質1kg当たりに1Jのエネルギーが吸収されることを意味します。照射された放射線を物体が全て吸収するわけではないので、照射線量と吸収線量は一致しません。

 等価線量or実効線量:シーベルト(Sv)
放射線の照射による人体への晩発的な影響を表わす。吸収線量に放射線荷重係数を掛け合わせた値で示します。X線の場合、1Gy当たった時が1Svになります。

  放射線医学総合研究所 ホームページより



 また、もうひとつ気になる事があります。この緊急事態をうけ、原発作業員の被曝量の基準が100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)から250ミリシーベルト(25万マイクロシーベルト)に引き上げられるようです。3月27日サンデー毎日の記事によると250ミリシーベルト〜500ミリシーベルトの被曝をすると白血球が減少するとのことです。

 原発事故への対応が長期間と予想され、作業員の健康が心配です。250ミリシーベルトに基準を変える前に、健康管理(血液検査は必須ではないでしょうか)と十分な休養が必要かと思います。(放射線治療や化学療法が一定期間をおいておこなうように)
 なぜならば、原発を熟知し、熟練した作業員はそう多くはないと思います。その彼らが体調を崩し、作業できなくなれば一体誰がこの原発事故を止めることが出来るのでしょうか。






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2011/3/12

お見舞い申し上げます  

東日本大震災に被災された皆様お見舞い申し上げます
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2011/1/1

年賀  

 謹賀新年
 
 旧年中はお世話になりました。
 今年もよろしくお願い申し上げます。
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2010/11/28

紅葉の音?  

 


 
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2010/10/24

マン・レイ展  

 マン・レイ  光線男  
 いや光男さんということでしょうか

 写真だけでなく1920年代の実験的な映画も上映されています。

磯崎新やイサム・ノグチとの交流もあったことがはじめてわかりました。

 国立国際美術館で開催されています。
 http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html

 

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 建物もシュールです。
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2010/7/25

がん治療後も仕事を 働き盛りの患者増加、厚労省支援へ  

 朝日新聞サイトより引用

「がん患者の3割以上が、病気をきっかけに仕事を辞めざるを得ない中、厚生労働省研究班が今年度から、治療後も働き続けられるマニュアルづくりに乗り出す。20〜50代の働き盛り世代では、年間約16万人が新たにがんになり、年々増えている。家族や企業、医師向けの小冊子作成や、「がんサバイバー就業塾」などを計画している。
 別の厚労省研究班が03年に実施した調査によると、がんと診断された時点で働いていた人のうち31%が依願退職し、4%が解雇されていた。治療による体力や気力の低下、退院後の通院治療などが重なり、「会社に迷惑をかける」と退職する例が多い。
 (中略)
主任研究者の高橋都・独協医科大准教授(公衆衛生学)は「治療の影響で一時的に仕事の実績が下がっても、多くの場合回復する。経済的不安があると適切な治療法が選べない可能性があり、貴重な労働力を失うことは雇用側にも痛手だ」と指摘する。」


  Apital  関連記事
http://www.asahi.com/health/news/TKY201007240293.html


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