2020/5/6

自助・共助・公助  患者学入門

 阪神淡路大震災・東日本大震災等の自然災害時に重層的な支援として「自助・共助・公助」が提唱されました。

 自助は民間損保会社等の地震保険・自然災害保険 
 共助は地方公共団体の共済制度 
 公助は被災者生活再建支援制度 などです。 
 阪神淡路大震災時では個人の補償は認められないとのことでしたが、その後の自然災害の増加とともに十分ではないものの、生活再建支援という形で拡大してきました。

 今回の新型コロナ対策でも 
 国の政策として個人に対して特別定額給付金、事業者向け事業者持続化給付金等がようやく制度化されました。
 共助的なものとしては各地方公共団体や民間団体を中心に医療従事者の支援・応援のため基金が設立されはじめました。今後、他の目的の基金が設立する可能性もあります。
 また既にある公益法人の基金が支援を始めました。私も日頃お世話になっている法人に寄付しようと思っています。連帯の意を表明したいと思っています。「情けは人ためならず」です。

 でも「振り込め詐欺」には十分気をつけてくださいね。

 そして、事態がおちつけば、事業者むけに事故率を勘案し、今回のような感染症の拡大による事業継続保険が可能ではないでしょうか。単独で困難であれば火災保険等セットで、「備えあれば憂いなし」です。


「こうべ医療者応援ファンド」   私も応援しました。
  https://kmsf.jp/
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2020/5/5

受動喫煙防止対策と新型コロナ感染拡大防止対策  患者学入門

 コロナウイルス感染症拡大で日々の生活に不自由している皆さん  
 お見舞い申し上げます。

 医療従事者の皆さんご苦労様です。生活を支えておられる様々な皆さんご苦労様です。
 体調には十分お気をつけてください。

 今、治療・療養されておられる皆さんの一日でも早い回復を祈念いたします。
 
 亡くなられた方のご冥福をお祈りし、遺族の方にお悔やみ申し上げます。 
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2018/7/7

見落としていました  患者学入門

 知人が人工関節の手術をすることになり、身体障害者手帳の診断書を主治医より、書いてもらいました。4級相当とのことでした。とすると障害年金の3級に該当するのではないかと思い、日本年金機構のホームページの障害認定基準をみてみました。

 確かに、初診日の年金保険料の納付要件、障害認定日の状況等諸条件がありますが人工関節置換術をされた方は障害年金の3級相当となっています。

 そこで、造血幹細胞移植患者の認定基準が追加されたのを発見しました。
見落としていました。
 すべての造血幹細胞移植患者が該当するわけではなく、総合的に判断されます。GVHDの重症度に応じて該当する事例もあるかと思います。

詳しくは
日本年金機構 障害認定基準
 http://www.nenkin.go.jp/pamphlet/shougainintei.files/leaflet5.pdf

 http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/ninteikijun/20140604.files/3-1-14.pdf

具体的例は 日本造血細胞移植学会
 https://www.jshct.com/modules/news/index.php?content_id=43
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2018/7/5

多様な人が働くことで、社会は豊かになる。  患者学入門

 国立がん研究センターより「がんと就労白書 2017-2018」が届きました。

 「多様な人が働くことで、社会が豊かになる」という対談のほかに「がんと就労」の事例や企 業のとりくみが紹介されています。

 以下からダウンロードできます。
    http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/work_with_cancer/link/index.html

 患者・がん経験者の立場から私なりに就労のありかた、職場の理解、労働諸条件、社会保険・社会保障制度への意見などをまた、まとめてみたいと思います。







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2017/1/29

100年企業の「がん」と「就労」  患者学入門

国立がん研究センター・日経BP社の「がんと共に働く・伝える・動き出す」の事業の一環として「中小企業編」の意見交換会が京都で開催されました。

創業100年をむかえる二九精密機械工業の例が紹介され、意見交換がなされました。
経営者・人事担当者・患者本人・サバイバーアドバイザー・がん研究センター職員が参加し、それぞれの立場から意見が交わされました。
いずれ報告書がネット上で公開されると思いますが、印象的な事と言葉を掲載したいと思います。

@中小企業でありながら、試行錯誤の上、会社負担で団体医療保険に加入したこと、短時間勤務正社員制度を導入したこと
A経営者からは会社の基盤は従業員であり、従業員の安心がなければ、顧客・協力会社の安心もない。
B人事担当者から人事はお金がかるといわれるが、「人が大切である」と経営者が判断した。「どうやって働き続けてもらえるか」を考えている。
Cがん患者である従業員からは、「はやく帰ってこい」と社長に言われ、病気の自分をうけいれてくれるという安心感があった。それに応えようとした。

このようなことは「がん患者の就労」だけの話ではありません。どんな経営理念をもち、人事は何をすべきか。働くものは何を目指すのかを教えてくれます。

がんと共に働く 
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/work_with_cancer/index.html

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2015/7/19

がんと就労「白書」  患者学入門

 がんは「死」に直結する病のイメージがありますが、2015年の推計によりますと、60万人のがん体験者が増えていく計算になるようです。
 
 当然、仕事をしながら、がん患者・体験者として生きていく人もふえていくこととなります。仕事と治療・療養の両立は大きな課題です。私も発症から10年以上たってもそのむずかしさがあります。
 
 そんな患者さん・職場の人たち・医療関係者等のための国立がん研究センターが「がんと就労白書2014-2015」を発行しました。

 ダウンロードもできますので皆さん参考にしてください。
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201401/work_with_cancer/link.html





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2015/1/25

がん市民フォーム  患者学入門

第4回がん市民フォーラム

日時 平成27年2月7日(土曜) 10時から12時00分まで
場所 神戸国際会館3階 野村證券 アネックスホール
テーマ 血液のがん・リンパ腫
 
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2015/01/20150115136501.html



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2015/1/21

水曜読書会  患者学入門

水曜読書会

社会学に興味ある方ならばどうぞご参加くださいとのことです。
原則、第3水曜日に開催されています。
神戸市看護大学の樫田先生が主宰されています。

1月・2月は「リスク化される身体」美馬達哉著

http://kashida-yoshio.com/






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2014/10/26

まちなかカフェ  患者学入門

 「カフェ」はコーヒーやお酒、料理などを楽しむ場だけでなく、「人の集う場」という意味があります。情報交換や交流の場といってもいいでしょう。
 空き店舗を利用し、街づくりの起点にしている商店街もあります。

 がん患者さんやご家族のためにそんな場があったらということで「まちなかカフェ がん相談室」が開催されています。
 もともと喫茶店で開催されていたのですが、少し足場が悪いとのことで、今は駅近の会議室でやっています。

 主催者の方はできたら、駅に近いカフェでしたいとのことでした。病院の患者サロンとは、違った雰囲気でよろしいのではないでしょうか。

 患者のウェル・リビングを考える会
 http://www.geocities.jp/well_living_cafe/

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2014/1/5

急性白血病治療後の生活の質に関する横断的研究  患者学入門

 国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科より「急性白血病治療後の生活の質に関する横断的研究」の集計結果の冊子が届きました.アンケート調査に参加したので送付されてきたものです.

 その内容は国立がん研究センター中央病院のホームページへの掲載や学会等で発表されると思いますが,その一部を紹介したいと思います.578人が回答しています.

 雇用の状況ですが,同種移植をうけた方で,治療前に正規雇用の方は57%,治療終了1年後では31%に減っています.調査時には幾分回復し,39%になっています.

 主婦やパート・アルバイト・無職の方が増加しており,移植をきっかけに仕事を辞めた方や非正規雇用になった方が多いと思われます.定年や,子育て等の病気・治療以外の原因で仕事を辞めたり,短時間就労になったりするのはしかたがないと思いますが,多くは病気・治療の結果の身体的な機能の低下が原因だと思います.
 
 そのことは身体的QOL(冊子では体の動き,身体機能に関連するQOL)の低さからわかります.国民の同世代の標準値(50)よりで低く偏差値45を切っています.

 それは役割/社会的QOL(冊子では日常役割・社会的役割に関連するQOL)の偏差値約42の低さにつながっています.仕事や家事が十分にできなければ役割/社会的QOLは当然低くなるでしょう.

 他方,精神的QOL(冊子では心の健康・精神面に関するQOL)の偏差値は約53で高く,「身体は衰えても心は錦」です.

 また,驚くことに化学療法・同種移植療法を合わせての身体的なQOLは,60歳代で偏差値ほぼ50,70歳代で偏差値ほぼ54と平均的な同世代の人たちを上回っていることです.

 「治療を乗り越えられた方々」の結果です.歳をとっていくと同世代の方々より体の動きがよく,身体機能がよくなると自覚するのです.
 私自身のことでいえば,骨髄移植後,実年齢より10歳以上歳をとったと自覚しましたが,今は少しその差は縮まった気がします.とすれば1日でも長生きすれば少しは健康と自覚できるのかと思います.

 この調査には治療を終えることなく,闘いの途中で倒れた多くの仲間たちは答えることはできません.
 
 一日でも長く生き,健康を自覚し.より良き生を歩み,生をまっとうすることは,闘いを生き残った者の使命であり,亡くなった仲間たちへ報いることなのだと思います.

 年始の記事にふさわしかったでしょうか
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