2010/5/4

マン・レイ  毎日父さん

マン・レイ展  知られざる創作の秘密 

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http://www.man-ray.com/
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2010/5/2

新釈 走れメロス 森見登美彦作   毎日父さん

 表題をはじめとする古典的名作を、現代の京都の舞台に改変した作品集です。「孤高の腐れ大学生」たちが主人公です。
 
 「まんが喫茶から飛びだした芽野は河原町通を駆け、迷うことなく河原町OPAの脇にある路地をくぐり抜けて狭い路地裏へ走りこんだ。そうして京極東宝と八千代館の前をすり抜けて新京極のアーケードに入った。」

 「加茂大橋を渡るとき、傾いてきた黄金色の陽射しの中、北東から流れてきた高野川と北西から流れてきた加茂川の合流地点、すなわち「鴨川デルタ」と呼ばれる三角地帯で学生たちがわいわいと騒いでいるのが見えた。」

 学生時代を京都で過ごした元「腐れ大学生」の私は懐かしく読みましてもらいました。懐かしい地名や情景が思い浮かびました。「おー、そんなのところがあった。あった。」と。

 「活動寫眞の女」浅田次郎や「鴨川ホルモー」万城田学からも、また同じような印象をもちます。他の町では、なかなか味わえません。「学生の町」京都ならではと思います。
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2010/4/25

十二代目市川團十郎の魂  350年の名跡を継ぐ  毎日父さん

 24日(土)の夜 BS TBSの「関口宏のザベストセレクション」というドキュメンタリー番組で市川團十郎さんの半生が紹介されていました。

 歌舞伎役者としての姿がメインですが、白血病との闘病もビデオ日記という形で紹介されていました。闘病記は多くありますが、治療中の姿を映像で紹介されることはあまりありませんでした。

 團十郎さんは、関口さんの「團十郎さんはこんな大変な治療をされて、強い方ですね」の問いかけに「白血病の方は皆さんこのような治療をされておられますよ。私だけではないです。」というような返事を淡々とされていました。

 リアルな映像と相まって白血病の治療の様子が良くわかります。造血幹細胞移植の大量抗がん剤投与の際、意識を失ったエピソ−ドなどは実際に体験した患者にしかわかりません。
 私も自分では意識はかろうじてあったつもりでしたが、そばにいた妻があの時はおかしかったと後で話してくれました。

 この番組途中から見てしまったので、再放送してもらえたらいいなとと思います。

 BS TBS「関口宏のザベストセレクション」
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT1003100
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2010/4/18

一週間遅れの「半落ち」  毎日父さん

 先週の月曜日TBS系列で映画「半落ち」が放送されていました。たまたま、近所の本屋さんで文庫本となった原作をみつけ、読んでみました。移植後、単行本を借りて読みましたが、2回目となると、少し違ったところが印象に残ります。

 「池上は、カウンターに座った梶をみて、自分のドナーだと直感したという。梶の方もわかっていたにちがいない。骨髄移植は命を分け与える究極のボランティアだ。移植を受けた患者は血液型までドナーと同じになる。互いの血が呼び合わないはずがなかった。」

「死なせない。この男を死なせてなるものか」

 原作者である横山秀夫氏のご子息は白血病のために骨髄移植を受けておられます。小説とは異なり、骨髄移植の結果、一命をとりとめました。骨髄移植推進財団に請われて、会報にインタビューが掲載されましたし、NHKの「福祉ネットワーク」という番組にも出演されてました。

 この小説そして映画にも(裁判の傍聴人として出演しています)、横山氏のドナーに対する思いが込められていると思います。

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2010/3/22

「なまくら」  毎日父さん

 通勤途上の町の小さな本屋さんでみつけた本です。書店主が選ぶ傑作ということで紹介されていました。幕末から明治にかけての7人の少年たちの物語の短編集です。坂本龍馬や岩崎弥太郎などの歴史上の人物は出てこず、京の町に生きる名もない少年たちの物語です。

 「したたかに行きぬけや。おまえらしくな!」
 「おおっ」
 銀の字の右手があがった。(チョボイチ)

生きよう。今日を生き、明日を生きてみよう。と。「なまくら」の温かさは、この呟きからの熱によってうまれてくるのかもしれない。(解説 あさのあつこ)

「なまくら」 吉橋通夫 講談社文庫 
 http://astore.amazon.co.jp/air024-22/detail/4062764253
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2010/1/23

レストランの絵  毎日父さん

 妻とともに買い物がてら、神戸の三宮や元町をぶらぶらしました。昼過ぎとなったので、元町へ。
 平日の昼はお弁当。休日ぐらいチョットしたランチでも思い、数年前に行ったことのある店を見つけ、入ろうとしましたが、これが結構値段が高い。この店はあきらめて、その隣のお店へ・・お手頃の値段。少々混んでいましたが、空席があったので、入りました。
 
 食事をしながら、壁にかかっている絵を見て、妻が「これは石井さんの絵では・・」と。振り返り、お店に飾っている3枚の絵をみてみると、この画風は石井一男さんにちがいない。ということは、このレストランは「奇蹟の画家」にでていた岡田悟さんのお店ではないか。
 
 「贅沢といえば、それまでなんですが、毎年2人とも石井さんの絵を買えることを楽しみしてきたんです。」「将来、自身が切り盛りする店が出来たとき、店内に石井の絵をかけることが悟の夢である。」(「奇蹟の画家」より)

 たまたま、入ったレストランが岡田さんのお店とは・・。私が石井さんの絵と最初に出会った偶然を感じました。
 
 帰り際にごあいさつして、このお店は岡田さんとジャンムーランの同僚のシェフとの共同経営のお店とのこと、レストランの飾ってある絵は確かに石井さんの絵で、岡田さんの自宅にあった絵をかけているとのことでした。

Cantine du La tripe http://www.kuchikomi-kobe.com/kk000096/
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2010/1/10

奇蹟の画家  毎日父さん

 石井一男さんの展覧会が1月10日(日)より、ギャラリー島田で再開されています。

ギャラリー島田
http://www.gallery-shimada.com/

私は「そこにはつつましい人たちの不思議なつながりがあった。今日は立春から数えて「八十八夜」。夏も近づき、そろそろひきこみそうな「春の女神」たちにであった気分だ。心のオアシスは遠出しなくても、足元にもある。」(毎日新聞 余録 2005年5月2日 池田知隆)に誘われて行きました。
 
 ギャラリー島田の島田誠さんは石井一男さんとの絵との出会いを「2枚、3枚と繰ってゆくうちに、今度はこちらが息を呑む番だった。これは素人の手遊びとはとても言えない。どれも3号くらいの婦人の顔を描いた小品だけど、孤独な魂が白い紙を丹念に塗りこめていった息遣いまで聞こえてきそうだ。どの作品もが巧拙を超越したところでの純なもの、聖なるものに到達している。・・・」と書いています。(無愛想な蝙蝠 島田誠 風来舎)

 ノンフィクション作家の後藤正治さんは「石井一男の女神像は、ときに〈平安〉であったり、〈祈り〉であったり、少々気恥ずかしい一文字あったりしつつ、何事かを私に語りかけてくるのである。」と近著で結んでいます。(奇蹟の画家 後藤正治 講談社)

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2009/12/14

石井一男展が開かれています。  毎日父さん

石井一男展が開かれています。

私も妻とともに「出版記念の集い」に行ってきました。

「女神像」だけでなく、「鳥と山」や「道」など今の私の気持ちにぴったりの作品も多くありましたが、今回は買わずじまいでした。「この絵はいい」と多くの方がいっていました。多くの人に見てもらい、買ってもらいたいなと思っています。

ギャラリー島田 にて12月27日まで
東京小平市の 松明堂ギャラリーでも 1月9日から1月24日まで
再びギャラリー島田で 1月9日から2月3日まで 



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2009/11/28

石井 一男展が開催されます  毎日父さん

 石井一男画集2「絵の家のほとりから」(ギャラリー島田)、そして後藤正治「奇蹟の画家」(講談社)出版記念の展覧会です。
12月12日(土)から27日(日)まで

 石井さんの新たな展開です。

 ギャラリー 島田
 http://www.gallery-shimada.com/index.html
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2009/9/27

月夜  毎日父さん

ある句会より

満月や 雲のかけらも 寄せつけず

月あかり 薄き一生(ひとよ)を くっきりと

月光に 濡れてひときわ 花の艶

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  写真は借り物
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