キャキャ。
今日の天気はね、最初は晴れ、次に曇り、次に雨、んで曇り、夜は・・・?
とにかく温かいねこっちは。
東京に帰ってきて何をするでもなし、とにかく後片付けに没頭する。
気が付けば前々から楽しみにしていた、『5』の初代若杉役のヨッチャンことかなやす慶行氏出演の44プロデュース『フツーの生活2』の開演30分前。
財布をポッケットに詰め込み愛車のジョーカーを飛ばしサザンシアターへ。
劇場に入ってみてビックリ。
まあ、何とも大掛かりなセットを組んだもので・・・。
沖縄内戦の話と聞いていたので「壕」なのだとすぐに分かったのだが、果たしてどんな物語が展開するのやら楽しみにして席につく。
実に緊迫した2時間だった。
まずは、僕と同じような世代の若者達が、いわゆる今時のウケなど狙わず真摯に戦争というものに向き合って創りあげた舞台が存在した事実に拍手をおくりたい。
この時代だからこそ、自分達が自ら知ろうとしなければならない大切なものがあるのだと彼らは言っている。
きっとその通りだろう。
世界のどこかで毎日のように爆弾が炸裂しているのにも関わらず、当たり前のように殺人や強盗があり、蛇口をひねれば必ず水が出る日本しか知らない僕たちには、あまりにも戦争は過去で近くて遠い話なのかもしれない。
良い事と悪い事の区別を判断するには、それを教える側が必要なのだろう。
教える側が恐れていては、同じ過ちを繰り返すだけだ。
しかし、教える側の「教え」が正しいと、いったい誰が判断するのだろう。
生命はエゴイズムの中から誕生したのかもしれない。
他を侵食せずには生きられない循環がある以上、同じ種族の生命体でも共存は難しいのかもしれない。
でも、心がある以上、怒りや悲しみに任せて食い尽くすのではなく、相手を生かしながら己も生きる術を模索していきたい。
人間とはそうあるべきものではなかろうか。
もう日付は変わってしまったが、今年の『だれきみ』旅公演から20日の昼に新潟の柏崎から帰ってきた。帰りの関越自動車道はものの見事に隆起しヘビの背のように蛇行し、いたる所で崩れ落ちた山肌と土手があった。帰りのサービスエリアのテレビ番組でも被災地情報などが頻繁に流れている。
『フツーの生活』を取り戻すのにどれくらいかかるのだろう。
フツーではなくなった時、フツーらしさが罪になってしまうような悲しい状況は、もしかしたらなるべくしてそうなったのかもしれないが、とにかくどんな時でも自分だけは見失わないでいたいと思う。
『だれきみ』の旅公演はね、面白かったよ。
旨い物もいっぱい食べたし、怖い目にもいっぱいあったし。
明日のお昼にでもまたPCあけてみようかな・・・。
今夜はなんだか眠いや。
もうAM3:00だしね。
僕も良い芝居創るぞ!
おやすみ☆

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