夢とはそれを叶えようとする人の心意気だ、と松本幸四郎氏は言う。
僕には沢山の夢があります。
この世を生きる人は誰しも夢があるでしょう。
いつの現代にもそれなりの大変さはあったかも知れませんが、物質的な部分では現代は恵まれているのかも知れません。
だからこそ生まれてくる新しい問題や苦労がやっぱり僕らを悩ませることはあるけれど、友を信じ家族を信じ大切にし、決して目に見えるものだけに捕らわれず慎重に社会を見つめて真実を追い求めていく事が社会を生きる人間のあるべき姿なのかも知れません。
また福井貴一氏はこう言います。
人間はもっと聞かなければいけない。情報を得る手段は様々にあるかも知れないが、耳から入ってきた情報を脳でしっかり分析し考えなければいけない。人間の一番のコミュニケーションの方法は会話なのだから。
人の話しは注意深く聞くとこれほど疲れることはありません。
ドン・キホーテをはじめ『ラ・マンチャの男』で登場し語る人々の言葉をしっかり聞き、この舞台の真実を僕なりに探し続けていこうと思います。
『ラ・マンチャの男』に携わって頂いた全ての人に感謝しながら千秋楽を気を引き締め迎えたいと思います。


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