よく紫光とアスモデウスがカラオケで歌ってる。本編に手を出したことはないが、ハクオロさんのあの仮面はどうかと思う。霞のジョー! 霞のジョーじゃないか!!
あとヒロインの中の人はスーパーミルクチャンのテツコのイメージしかね〜
またしても卍で特盛野菜脂増し味噌を食ったせいなのかはわからないが眠れない。そんなわけでアニメの話だ。
といっても俺は最近のアニメはあんまり詳しくはない。昔のアニメの話だ。
子供の頃はよくじーさんばーさんの部屋で衛星アニメ劇場をみていた。その時に俺が毎週欠かさずに見ていたのが『ガンバの冒険』だった。
監督は俺のリスペクト監督の内の一人・出崎統氏。
このアニメのあらすじは「ネズミ達が力を合わせてある島を支配する悪い白イタチを倒すために冒険する」話なんだけど、コレがまた面白い!
最近何話か見返す機会があったのだけれど、ネズミ達のキャラがいちいちたっている。
主人公のガンバは元気で勇敢で負けん気が強いまさに主人公。声は悟空でおなじみ野沢雅子氏ってあたりも主人公。
脇を固めるキャラもまたいい。ガンバの親友・ボーボは食いしん坊でとろいが、料理が得意。ここ一番で仲間の危機を救ったりと活躍。
親分ネズミのヨイショはまさに『侠客』、ガンバと共にリーダーシップを発揮する。
ガクシャは頭がよく物知りで、ネズミの癖に奇想天外な発明をするがどこか抜けていて憎めない。
イカサマはサイコロをふりつつ、皮肉をいってガンバと喧嘩になることもあるが、足が速くて実は情に厚い。
シジンは何時も酒を呑んでる医者ネズミ、酔うとその名の通り詩を吟ずる。俺はなんかこのネズミが一番好きだった。
そしてイタチから島を救うために仲間を集めに来た子ネズミ忠太、仲間のために単身ガンバたちの居る港にやってきた。
この七匹のネズミたちが海を冒険し、イタチの島を目指すというのが前半のストーリー。ここまでも十分面白く、子供心を湧かせるのだけど、本当に面白いのは後半。
敵の大ボスである白イタチの『ノロイ』が出てきてからある。
この『ノロイ』。ものすげー怖い。
「白イタチってフェレットじゃね〜か?」 とか突っ込みいれらんない位に強く残忍で賢い。ネズミ達を力でゆっくりと追い詰め、騙まし討ちや兵糧攻めなどの策略を張り巡らし、さらに催眠術まで使いこなす。ホントフェレットってレベルじゃない。大塚周夫氏(明夫のお父さん・シナプス艦長とか山田先生とか)の演技力もあいまってラスボスの風格ありあり。
このノロイとエンディングの重々しいテーマは俺の子供の頃のトラウマであります。
この作品はほんと名作なので、多くの人(特にハム太郎とかみてる子供)に見て欲しい作品である。そして心にトラウマを刻みこんで欲しいものだ。シャッシャッシャ(ノロイ風の笑い)

0