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 寄らしめず知らしめず  エッセイ

低迷する国民生活の中で、政治も行政も方向感を明示できずに、

国民の税金で給料をもらっていながら、国民のために仕事をしていない政治家に

「給料泥棒」だ・・・・と経団連会長が会見で噛み付いていたが・・・・。

近々発売予定の拙著「タンスの中のダイヤモンドを高く売る方法」の中から

公開を前に、「ニューヨークの思い出」の中のひとコマを・・・以下に。

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   寄らしめず知らしめず 
テレビドラマの水戸黄門は人気番組で

今でも我が家の94 歳の義父は毎日再放送を楽しみに見ていますが、 

「寄らしめず知らしめず」と言うと、悪代官や悪徳商人が悪巧みをして、

民から搾取しているような印象が、

或いは今でも為政者や行政官が国民に余計なことを言わず、

大事なことを教えず税金を取って、我が身を肥やしているのかもしれませんが、

ユダヤ社会のダイヤモンドビジネスに触れて、

「寄らしめず知らしめず」を身に染みて感じたものでした。

ネゴシエーションで触れたようなダイヤモンドの知識、原石の性質、流通の仕組み、

相手の仕入れソースや販売ルートなどはネゴシエーション(交渉)には、

「敵を知り己を知らば、百戦危うからず・・・・」の孫子の兵法に繋がる

大切な要素ですが、自分の交渉ごとを有利にする為には、

いろいろな策を講じますが、彼らはこれらの知識や情報を親しい間柄でも

決して喋らない、知らせないのです。例えばA社宛に「社長お願いします」と

電話したとします。電話を受けたセクレタリー(秘書)は、

社長は不在です(Boss is not here)とそっけないのですが、

日本の会社ならご用件をお伝えいたします ・・とか、すぐにご連絡を致しますとか、

相手に失礼のないように気を配りますが、ボスが誰に会っているとか、どこへ行ったとか、

不必要な情報を与えてはならないのだそうで、非常にあっさりしたものですし、

電話をかけた方も、当たり前といった具合です。

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30年程前の日本の市場では蛍光性をあまり問題にしていなかったので、

ストロングブルー(強い蛍光性)のあるダイヤも蛍光性のないものも同じような値段で

同業者間でも売買されていました。

実際には二割からの差があったのですが、

これが同業者間に浸透してきたのはその十年後位で、

消費者にそれが伝わり始めたのもここ10数年前かもしれません。

もうひとつ簡単な例では、鑑別所のカット評価がグッドの同じもので

同じ石目(同じカラット数)のダイヤモンドでも直径の大きさによっては、

値段が二割から三割も違うものがあります。知っても余計なことは一切喋らない、

お客様が仕入れする交渉価格が市場価格と若干離れていても、

彼の信じる値段と、販売できる値段は人それぞれなので、

余計なことを言わないのも、ユダヤ人の商いの知恵かもしれませんね。

そんなユダヤビジネスの「寄らしめず、知らしめず」の考え方が、

ダイヤモンドをファミリービジネスとして長年生き残ってきたのでしょう。

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拙著が、実はこの考え方の間逆とも言える、ダイヤモンドの原価の秘密、

「賢くダイヤモンドを売る方法、買う方法」を「知らしめ、寄らしめて」いるのですが、

もし仮に私が30年前にこの本を書き、世に出していたら、

とうの昔に誰かに消されて、今は居ないかしれませんね。

時代が変わり、今は直接一般のお客様からダイヤモンドを買い取り、

又は直接にインターネットで販売する時代となり、

なお一層の情報の開示が求められる時代になりました。

商品も会社も個人もコンプライアンス(情報の開示)が

必要な時代になってきたからなのだと思われます。

今やインターネットの時代で、

誰でもどこでもいろいろな情報を誰もが入手することが出来、

それをツイッターで話したり、自身のブログで、

日記までを公開する時代になってきました。

「寄らしめず、知らしめず」は、もはや死語となりました。

(拙著は繊研新聞から4月初旬の発売予定です)

クリックすると元のサイズで表示します(写真は大門さんの提供)

チュニジア・エジプトからリビア、バーレン、イラクに燎原の火のように広がった

反政府運動は独裁政治の「寄らしめず、知らしめず」の政権をネットの普及によって

多くの人が知ることにより、そのネットの呼びかけに多くの人達が立ち上がっている。

中国ではネットの規制や、そうした書き込みにハッカー攻撃のような弾圧があるそうだ。

「寄らしめず、知らしめず」はネットによって崩された。

やや透明性に欠け、消費者に「ダイヤモンドは判らないのでお店を信用するしかない」と

言われてきたダイヤモンドの賢い買い方,売り方を拙著は寄らしめ、知らしめるように

消費者に判りやすく実例を多く挙げて拙著は掲載してあります。

  *春満月来し方を書き酒を酌む



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