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2013/10/6  判官びいき  漢詩

鎌倉時代、兄頼朝に追われ、山伏姿で

昔世話になった奥州の藤原氏を頼って義経主従が通った安宅関。

源義経が武蔵坊弁慶らとともに奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して通りかかり

弁慶が白紙の勧進帳を読み義経だと見破りはしたものの

関守・富樫泰家の義経主従の情愛に見逃したという

歌舞伎18番でお馴染みの「勧進帳」の名場面。

昨日(5日)大塚での詩吟の発表会では

小生はこの勧進帳の名場面を「網谷一才」の漢詩「安宅関」を吟じた。

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 安宅関 網谷一才

朗々読み終わる勧進帳 君を打ち涙を飲む金剛の杖

誰か忠臣の心情に動かざるなし此の情人をして長く忘れざらしむ

10数年前に安宅の関跡のこの地を日本吟道学院詩吟の仲間数百人で吟行に訪れ、

全員でこの像の前でこの詩を合吟したことがあった。

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関所を通る山伏の一行のしんがりの義経が関守・富樫に呼び止められ

弁慶が「お前が九朗判官義経に似ているので迷惑な話だ」と

義経を金剛の杖で打つ弁慶・・・主従の心情を察して見逃す関守・富樫・・・・・。

日本人の琴線に触れる名場面の一こま・・・・。

悲劇的英雄、判官九郎義経に同情する気持ち。

転じて、弱者・敗者に同情し声援する感情で

義経びいきの日本人の心意気が「判官びいき」と言うのだが・・・。

今の世の中で「判官びいき」の対象「判官」になる人って見当たらないね・・・・。

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120番、百名余の人達が吟じましたが、朝から4時まで2分間を演じ、

じっくり客席で聞いているのも、詩の心と、吟者の魂と気迫が

聞いていて心に響くものがあって、飽きずに一日詩吟の世界に浸っているのだろう。

しかし、「見に来る・聞きに来る」だけの詩吟ファンを増やしたいのだが、

ショー的な楽しさとか、面白みさの演出が伝統文芸にも必要なんですね・・・。




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