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2017/6/28  ダイヤモンドにもバブルの頃がありました  エッセイ

ダイヤモンドもバブルの頃がありました(1.032 ct ダイヤモンドリングの買取例)

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ダイヤの重量 1.032 ct Fカラー、VVS1 ベリーグッド

買い取り価格 630,000円

一言コメント・1970年代頃までは日本に入ってくるダイヤモンドはHカラー位が

色の良いダイヤモンドで、

それ以上のDEFGカラーのダイヤは殆ど輸入されておりませんでした。

因みに1978年頃のH-VVS2(Good)のキャラ石を輸入した頃は、

ダイヤのバブル期で1万ドル位しておりました。

当時のドル・円は年間平均で220円でしたから、輸入コストで230万円位でしたが、

高度成長期でキャラ石への憧れもありあり、

店頭価格で500万円以上で飛ぶように売れておりましたが、

その後にバブルがはじけ、現在では、同じキャラ石の国際取引価格は4,500ドル前後で

推移しているので、今の為替だとダイヤモンドルース(裸石)だけでは

50万円前後になってしまっている訳です。

ではこれから前のようなバブル時代の価格に戻りますかと?・・・聞かれれば、

それは需給関係によるのですが、

現在需要の強い中国・インドを中心にした実需の動向次第ですが、

中国が買っているのは、0.3ct、0.5ctのGHカラー、SIクラスのGIA付きのダイヤモンドが多く、

このへんは実需絡みで相場は強くなっていますが、

ビッグサイズや高品質のところの実需が弱く、相場も停滞気味ですが、

そこは市場の需給関係ですから、安ければ買おうとする業者や、個人客が居て、

相場を支えますので、数年相場が下げ止まりを見せて、

スモールサイズの値頃帯が上昇傾向であったことが、先行きを示唆しているようです。

高品質、高額品は売り時なのかもしれませんね。

先週香港ジュエリーショーがあり、弊社の社員もダイヤモンド製品、サンゴ製品などを

いつものように展示して参加してきましたが、前の三月は昨年の不調を取り返すように

活気があったので、今回は軒並み低調でバイヤーの食欲がなく様子見に徹し

商いは不調でした。

日本から出店の各社とも売れ残った沢山の品物をまた日本に送り戻すことになり

一様にがっかり商状だったようです。

こんなバブルの有った昔を懐かしむ訳ではありませんが、

当時の東証株価は3万9千円台に高騰し、

とりわけ不動産は東京都内には一坪1000万円以下がなく、

50坪の家に住んでいる人は資産価値が5億円とか15億円とかと踊らされ、

その後に不動産価格は10分の一、20分の一に暴落したのでした。

ダイヤモンドの相場は歴史的に景気変動で何度かの波がありましたが、

急落すれば、値ごろ感からの買い手が増えて持ち直し、

急騰すれば売りが増えて下落を繰り返してきたのでした。

有史以来採掘されて研磨して、売られてきたダイヤモンドは

世界中の彼方此方に無尽蔵にあります。

しかも価値が普遍のダイヤモンドは何百年、何千年たっても価値が変わらず、普遍なために

膨大な地上在庫があります。

これらの家庭内タンス在庫は常に売り圧迫材料となり、

またダイヤモンド鉱山は枯れることなくどんどん原石が掘り出され、

新規の供給も増えることを考慮すれば、先行き相場が上向くことは当分考えにくいのが

現実ですね。

ダイヤモンドは宝飾品としてデザインを替えたり、受け継がれて新しく作り直したりして

心豊かに楽しんで頂くのが最もよいことで、王道と思います。

そして不要な方は売却して現金化して他に使い道を考えられるのが一番と思いますね。





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